【2022年4月最新版】プログラミングスクールの料金相場を徹底調査!おすすめスクールの紹介

「プログラミングスクールの料金相場ってどのくらい?」
「コスパの良いおすすめのプログラミングスクールを知りたい!」

などとお考えの方は、ぜひこの記事をお読みください。

プログラミングスクールの料金は各社でさまざまなので、安いか高いかを判断するのに料金の相場(平均)を知っておくことが大切です。コスパを重視する場合は、相場を参考に安いスクールをピックアップしたうえで、カリキュラム内容やサポート内容などを見てより良いスクールを厳選するのが良いでしょう。

今回はプログラミングスクールの料金相場を具体的にご紹介します。プログラミングスクールを選ぶ上で料金以外に見るべきポイントや、コスパを重視しつつ転職に向けて本格的に勉強できるおすすめのプログラミングスクールについてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

プログラミングスクールの料金相場

今回は、以下10社のプログラミングスクールを調査し、料金の相場を算出しました。なお、ここでいう「料金」とは、入学金と受講料(カウンセリング料なども含む)を足し合わせた金額です。

  1. Code Camp
  2. Tech Academy
  3. テックキャンプ
  4. TECH I.S.
  5. tech boost
  6. SAMURAI TERAKOYA
  7. SAMURAI ENGINEER
  8. DMM WEBCAMP
  9. DIVE INTO CODE
  10. CODE×CODE

コースに関しては、エンジニア転職向けの最もスタンダードなもので、受講期間が4ヶ月(16週間)のものを選びました。4ヶ月のコースがない場合は、4ヶ月分の料金になるように調整してから計算しています。

4か月で51万、ひと月13万程度が相場

プログラミングスクール10社が開講するエンジニア転職向けコースの料金相場は、4ヶ月(16週間)で512,048円(税込)、ひと月あたりに換算すると128,012円(税込)です。

なお、512,048円は10社の平均値で、各社の料金には20万円台から100万円以上までの開きがありました。平均が51万円程度なので、20万円台なら安い、40万〜60万円程度なら普通、それ以上なら高いと判断することが可能です。

分割払いなら月17,700円〜が相場

プログラミングスクールの料金は総じて高額なので、クレジットカード決済で分割払いを選択する方も多いです。そこで今回は、楽天カードの「分割払い返済シミュレーション」を使って、プログラミングスクールの料金相場である512,048円(税込)を分割払い(36回払い)で支払う際の金額を算出してみました。以下の数値をご確認ください。

内容金額(税込)
①元の受講料金(一括払い)512,048円
②分割払手数料(36回分)125,349円
③支払い総額(①+②)637,397円
  
初回の分割支払い金額17,722円
2回目以降の分割支払い金額17,705円

上記の通り、一括払いで512,048円(税込)の受講料金を36回の分割払いで支払う場合、月々の支払い金額は17,700円程度です。この場合、一回あたりの支払い負担はかなり軽くなりますが、総額で12万円以上の分割払手数料を支払う必要があるので注意しましょう。

プログラミングスクールと独学は、どちらがおすすめ?料金比較もあり

プログラミングスクールではなく、独学でプログラミングの習得を試みることもできますが、結論から言うと、プログラミングスクールで勉強するほうが圧倒的におすすめです。

独学には、気軽に始められる、マイペースで勉強できるといったメリットもありますが、プログラミングは専門的な分野なので、学習経験がないと勉強の指針を定めることが難しく、教材を見つけたり、勉強方法を確立したりするのにも苦労するでしょう。よって、特にIT未経験からエンジニアの転職を目指す方には、プログラミングスクールの活用を強く推奨します。

以下では、プログラミングの独学にかかる料金や独学のデメリットなどについて、もう少し詳しく紹介します。

独学の費用は0円〜1万円程度

独学の料金スクールの料金
無料〜2万円相場:51万円程度

「お金がかからない」ということは、プログラミングを独学することの大きなメリットです。図書館などで参考書を借りてきたり、ネットで無料の動画コンテンツを探したりすれば、無料でも勉強を進められます

また参考書を購入する、月額1,000円程度の学習サービスを活用するといった方法で独学する場合でも、必要な金額はせいぜい1万円〜2万円程度でしょう。よって、できるだけお金をかけずに勉強することにこだわるのであれば、まずは独学で初めてみることにも一定の意義があるといえます。

独学だと学習期間が長くなりがち

独学の学習期間スクールの学習期間
1年以上かかることも4ヶ月程度で修了が一般的

プログラミングを独学する場合、プログラミングスクールに入学するのと比べて、学習期間が長くなる可能性が高いです。特に初心者の場合は、学習する言語やスキルを選ぶ段階から、手探りで学習を進めることになるので、一定のレベルに到達するまでに1年以上の時間を要する恐れもあります。

また確立されたノウハウやカリキュラムがあるわけではないため、1年以上かけて勉強したとしても、期待したような成果が挙げられるかは不明です。よって、短期間でプログラミングをマスターし、IT未経験からエンジニアへの転職を狙うような方には、プログラミングの独学はおすすめできません。

プログラミングスクールに入学すれば、4ヶ月程度でエンジニアの仕事に活かせる一定のスキルや知識を身に付けられるため、ぜひスクールをご活用ください。

プログラミングスクールの費用を少しでも安く受講する方法とは

プログラミングスクールの料金を少しでも安くしたいと考える方は、以下の方法を試してみてください。

以下ではそれぞれの方法について詳しく紹介します。

キャンペーンや割引をフル活用する

プログラミングスクール各社は、集客のためにさまざまなキャンペーンや割引を実施しています。例えば、CODE×CODEの場合、先着順で一定人数の受講料が半額になったり、紹介企業から内定を得たらお祝い金がもらえたりするキャンペーン、学生の受講料が半額になる割引などがあります。

こうしたキャンペーン・割引を利用することで、料金を大幅に下げられる場合も多いため、プログラミングスクールにかかる費用を極力抑えたい方には大変おすすめの方法です。

オンラインのスクールを選ぶ

プログラミングスクールは、通学制のスクールとオンラインスクール(自主学習の形式を含む)に分類できますが、オンラインスクールのほうが料金は安い傾向にあります。そのため、費用を抑えたい場合は、オンラインスクールを中心に入学を検討するのがおすすめです。

なお、オンラインだと通学にかかる時間や交通費を削減でき、都合の良いタイミングに自宅で授業が受けられるといったメリットも得られます。

クレジットカード決済でポイント還元を受ける

手軽に実践できる方法としておすすめなのが、プログラミングスクールの料金をクレジットカード決済で支払うということです。クレジットカードでは、決済に応じてポイントが還元されるのが普通なので、実質的にいくらか割引を受けられることになります。

例えば、プログラミングスクールの料金が50万円で、クレジットカードのポイント還元率が1%であった場合、後日5,000円相当のポイントが還元されます。またポイントアップサイトを経由して申し込めるプログラミングスクールもあり、その場合はさらに高額のポイント還元を受けることが可能です。

「教育訓練給付制度」で支給を受ける

国は、働く方々の能力開発やキャリア形成をサポートするために、「教育訓練給付制度」という制度を設けています。これは厚生労働大臣の指定講座を受講した場合、受講・修了後に申請することで受講費用の最大70%が支給されるという制度です。

教育訓練給付制度を活用することで、例えば、約51万円の料金相場を超える高額なプログラミングスクールが10万円台で受講できるといったこともあります。ただし、教育訓練給付制度は所定の講座でしか利用できず、受給申請にも一定の要件があるので注意しましょう。

安いプログラミングスクールを選ぶ際の注意点

「安いから」という理由だけでプログラミングスクールを選ぶのは危険です。「安いものには訳がある」と言われることもあり、安さの裏に重大な欠陥やよからぬからくりが潜んでいる恐れもあります。

安いプログラミングスクールを見極める際は、以下の3点に注意してみてください。

ここからは上記の注意点について、補足説明をしていきます。

追加料金が発生しないか

プログラミングスクールによっては、安いのは入学時の料金だけで、実際には追加料金が発生して費用がかさんでしまうといった事態も起こり得ます。そうした事態を避けるために、申し込みの前には追加料金の有無や詳細をよく確かめておくことをおすすめします。

特に受講期間の延長料金や分割支払いについての分割手数料などに注意しましょう。こうした追加料金が請求されるスクールが悪いわけではありませんが、後々に予期せぬ出費とならぬよう、入学前に料金体系をすべて理解しておくことが大切です。

転職につながる実践的なカリキュラムで学べるか

プログラミングスクールを活用してITエンジニアへの転職を目指す場合は、仕事で活かせるような実践的なスキルを身に付けられることが重要です。よって、料金の安さだけでなく、カリキュラムの内容や質にも注目しましょう。

たとえ料金が安くても、一般教養レベルのプログラミングしか学べなかったり、カリキュラムが古かったりした場合には、転職につなげられるような十分な学習効果は得られません。料金が安く、なおかつ転職成功に役立つような実践的なカリキュラムで学べるスクールが良いスクールです。

ゴール設定が非現実ではないか

怪しいプログラミングスクールを除外していく上では、公式サイトなどで誇大な宣伝が行われていないかを確かめることも有効です。特に「卒業後すぐにフリーランスエンジニアとして成功できる」というような現実性の低いゴールが設定されている場合は注意しましょう。

一般企業に就職する場合と比較して、フリーランスエンジニアとして十分な収入を得ることは、ハードルが高いといえます。フリーランスエンジニアには、十分なプログラミングスキルはもちろん、営業力や過去の実績、IT業界での人脈なども必要だからです。

そのため、「卒業後すぐにフリーランスエンジニアとして成功できる」という文句は、万人にとって現実的ではなく、そうした宣伝をしているスクールは信用に欠けるでしょう。

コスパ重視の方向け!プログラミングスクールの選び方のポイント

コスパ重視の方が、安いプログラミングスクールを選ぶ際は、次のポイントを意識して各社を比較することをおすすめします。

以下ではそれぞれのポイントを詳しく解説するので参考にしてください。

料金は総額で計算する

料金体系はプログラミングスクールによって異なります。コースの受講料金だけを支払えば良いスクールもあれば、入学金が別途請求されるスクールもあります。また上述した延長料金や分割手数料といった追加料金も要チェックです。

以上より、プログラミングスクール各社を比較する際は、必ず料金の総額を計算してから比べましょう。コースの受講料金ではAのほうが安いが、入学金も含めるとBのほうが安くなるといったケースも想定されます。

クレジットカード決済は可能か

料金に関してもう一つ注目すべきことは、支払い方法の種類です。特にクレジットカード決済ができるかについて確かめておきましょう。

クレジットカード決済が簡単な手続きで分割払いを選択でき、受講料金の0.5〜1%程度のポイントも還元されます。そのため、コスト重視の方にはクレジットカード決済のできるプログラミングスクールがおすすめです。

なお、分割払いの回数はスクールやクレジットカードの種類などによって異なることがあるため、注意してください。

自分のキャリアプランと学習内容が合っているか

ITエンジニアへの転職を目指してプログラミングスクールに通う場合は、思い描いているキャリアプランとスクールの学習内容が合致していることが大切です。 一口にITエンジニアといっても、インフラエンジニアやアプリケーションエンジニア、AIエンジニアなど、実際にはさまざまな種類があり、それぞれで学ぶべきプログラミング言語やスキルは異なります

よって、まずはITエンジニアについてよく調べたうえで、自分がどんなエンジニアになりたいのかを決定し、その目標に合ったプログラミングスクールを選ぶのがおすすめです。

挫折を防ぐ学習サポートは備わっているか

プログラミング学習において、憂慮されることは「挫折」です。2019年に株式会社侍が行ったアンケート調査では、プログラミング学習者の90%程度が挫折を経験したというデータも出ています。

よって、挫折を防ぐための学習サポートが充実しているかということも、プログラミングスクールを選ぶ際の重要なポイントだといえます。同アンケート調査では、挫折時にあったらよかったこととして、「気軽に聞ける環境」が第1位に選ばれていることから、特に質問対応のサポートが手厚いスクールがおすすめです。

そのほか、学習スケジュールの作成や管理、講師に疑問や不安を相談できるメンタリング(もしくはカウンセリング)なども、挫折を防ぐのに有効な学習サポートといえるでしょう。

参考:プログラミング学習者の約9割が挫折を経験 挫折時に「気軽に聞ける環境があればよかった」人が6割に(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000047683.html

オリジナルの作品を開発できるか

特にアプリやゲームを開発するアプリケーションエンジニアを目指す場合は、自分でオリジナルの作品を作ったことがあるという経験が重要視されます。構想や設計からコーディングまで、一連の作業を自分で行い、オリジナルの製作物を作ったことがあれば、転職活動の際に企業の採用担当者から一定の評価を得られる可能性が高いです。

よって短時間で効率よくITエンジニアへの転職を目指したいという場合は、カリキュラムの中でオリジナルの作品が作れるプログラミングスクールを選ぶのが良いでしょう。スクール側が用意したサンプルのアプリを完成させるだけで、自分自身で開発をする事はできないスクールもあるので注意してください。

キャリアサポートが充実しているか

プログラミングスクールでプログラミングを学び、すぐにITエンジニアとして転職したい場合は、就職・転職に向けたキャリアサポートの充実度にも注目してみましょう。

昨今は応募書類の添削や面接対策、キャリアカウンセラーとのカウンセリングなど、多様なキャリアサポートを展開するプログラミングスクールも多く、 そうしたスクールを選べば効率的なより良い転職活動につなげられます。スクールによっては具体的に企業を紹介してもらえる場合もあります。

コスパ優良!おすすめのプログラミングスクール

コスパを重視してプログラミングスクールを選ぶ方には、以下5つのスクールをおすすめします。これらのスクールでは、質の高いプログラミング教育はもちろん、就職・転職に向けたキャリアサポートも受けられるため、ITエンジニアへの転身を現実的に目指すことが可能です。

スクール(コース)料金(一括・税込)料金(分割・税込)特徴学習期間学習サポートキャリアサポート教育訓練給付金対象講座支払い方法
Code Camp
(デザインマスターコースなど)
275,000円+入学金33,000円約10,500円〜/月(36回)都合の良いタイミングで手厚いマンツーマンの
オンラインレッスンが受けられる
(対応時間:毎日7〜23時40分)
4ヶ月(2ヶ月・6ヶ月も選択可能)・無制限の添削サポート・現役エンジニア
・現役デザイナー講師、キャリアコンサルタントへの相談
・月額制のチャットサービス(有料)
×一括払い
・銀行振込
・クレジットカード   分割払い
・Cedyna
Tech Academy
(通常のコース全26種類)
339,900円約16,500円〜/月(24回)通過率10%の選考を突破した優秀なプロ講師(現役エンジニア)の指導で、
98.7%の受講生が満足
16週間(4・8・12週間も選択可能)・マンツーマンメンタリング
・チャットサポート(質問対応)
・オンラインで無料の個別相談
・受講生限定の無料の転職支援サービス(テックアカデミーキャリア)
×・銀行振込
・クレジットカード ※併用払も可
TECH I.S.
(長期PROスキルコース人気No.1)
686,400円(このうち最大48万円を支給)28,600円〜/月(24回)6ヶ月で基礎から応用までのプログラミング知識を身につけ、
その後6ヶ月間キャリアサポートを受けて就職・転職を目指す
6ヶ月・質問対応(Zoom )・履歴書
・職務経歴書の添削
・ポートフォリオの作成
・就職先の紹介
・銀行振込
・クレジットカード
DIVE INTO CODE
(Webエンジニアコース)
647,800円(このうち最大45万円を支給)32,100円〜/月(36回)模擬案件もこなせる実務的なカリキュラムで学習後、10ヶ月間の就職サポート4ヶ月・学習計画の作成
・週1回のマンツーマンコーチング   ※どちらも有料
・履歴書
・職務経緯歴書の添削
・面接対策(模擬面接含む)
・キャリア相談
・就活に成功した卒業生と交流するイベント
・就活ガイダンス
・銀行振込
・クレジットカード
CODE×CODE
(クラウドエンジニアコース・
フルスタックエンジニアコース)
228,000円  
学割:114,000円
8,000円〜/月(36回)  
学割:4,000円〜(36回)
実務や資格取得を意識した実践的なカリキュラムと
徹底したキャリアサポートで、IT未経験からエンジニアを目指せる(転職成功率97%)
最大16週間・学習スケジュールの管理
・チャットサポート
・週1回のメンタリング  
・カウンセリング
・企業の紹介
・書類添削
・面接対策
×・銀行振込
・クレジットカード
・ローン支払い

上記の5社は、いずれも料金が相場より安く(2社については支給を受けた場合)、なおかつキャリアサポートも充実しているので、コスパを重視しつつITエンジニアへの転職を目指してプログラミングスクールを利用したい方に適しています。優劣は特にありませんが、最後のCODE×CODEは5社の中で最も料金が安く、実践的なカリキュラムと充実した学習サポート・キャリサポートが用意されていてバランスの良いプログラミングスクールだといえます。

CODE×CODEでは、実際にプログラミング体験ができ、スクールの説明も受けられる無料のWEBオリエンテーションを実施中です。プログラミング未経験の方でも問題なく参加できる内容になっているので、ぜひ積極的にご活用ください。

安くて良質なプログラミングスクールがおすすめ

プログラミングスクールの料金は、一括の総額で512,048円(税込)、分割払い(36回)で17,700円〜(税込)/月 程度が相場です。この相場より金額が低ければ安いと判断でき、教育訓練給付金込みで10万円台や給付なしで20万円台のスクールはかなり安いといえます。

ただし、料金が安いという理由だけでプログラミングスクールを選んではいけません。特にITエンジニアへの転職を目指して勉強する場合には、実践的なカリキュラムで学べるか、挫折を防ぐための学習サポートは手厚いか、キャリアサポートは充実しているかといった点にも注目しましょう。以上を参考に、ご自身にぴったりのプログラミングスクールを探してみてください。

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