企業の活動を支えるITインフラシステムは今、クラウドサービスへの移行が進んでいます。それに伴って、クラウドサービスを理解してインフラシステムを構築する、クラウドエンジニアの需要も高まっています。
従来インフラシステムの構築や運用は、オンプレミスが中心でした。オンプレミスとは、データセンターという場所に、自社のサーバーやネットワーク機器を物理的に構築して使用するものです。
そんな中、クラウドサービスの出現によって、物理的な自前の機材無しに、クラウド上のサービスをソフトウェア的に組み合わせることで、簡単・便利にインフラシステムを構築できるようになったのです。
このような流れの中、インフラエンジニアの中でもクラウドを扱う、クラウドエンジニアがとても重要になっています。
この記事では、仕事内容や収入、将来性なども併せて、クラウドエンジニアという職種について詳しく紹介します。
Contents
需要高まる!クラウドエンジニアとは?
クラウドエンジニアとはどのような職種か、需要が高まっている理由も含めて、まとめました。
クラウドエンジニアとは?
クラウドエンジニアとは、企業など組織のITインフラシステムを、クラウドサービスを使って設計・構築・運用する技術者です。クラウドサービスとは、クラウドコンピューティング(クラウド上のサーバーやストレージ、ネットワークなどを利用すること)を提供するサービスのこと。
以前は、インフラエンジニアが構築するインフラシステムといえば、オンプレミス環境が中心でした。オンプレミス環境の場合、自前でサーバーやネットワーク環境を物理的に構築する必要があるため、データセンター(インフラ機器を設置するための建物)にサーバーコンピューターやネットワーク機器を持ち込んで設置し、インフラシステムを構築するスキルが必要でした。
ところがクラウドサービスが普及するにしたがって、コスト面や開発期間の短縮などのメリットが広く認知され、インフラシステムにもクラウドを使うケースが爆発的に増加しました。そのため、インフラエンジニアの中で、クラウドサービスを使用したインフラ構築・運用スキルを持った技術者のことを、特にクラウドエンジニアと呼ぶようになりました。
クラウドエンジニアの需要はなぜ高まっているの?
クラウドエンジニアの需要は、非常に高まっています。
その理由は、自社でインフラシステムを管理する必要のあるオンプレミスから、サービスを利用するだけで済むクラウドコンピューティングへの移行が、急激に増加しているからです。
下のグラフはSynergyというアメリカのIT関連データ会社の記事を引用したものですが、“全体として、クラウドサービスへの支出は、データセンターインフラストラクチャのサポートへの支出よりもはるかに多くなっています。(中略)クラウド関連市場は10%から40%をはるかに超える速度で成長しており、クラウドへの年間支出は4年以内に2倍になります。
このように、クラウドへの移行が進むことで、その技術者であるクラウドエンジニアの需要が増えているのです。
クラウドサービスのメリット
なぜこれほど急激にクラウドサービスに移行しているのでしょうか。それは、インフラシステムを構築・運用する企業にとって、大きなメリットがあるからです。
クラウドサービスのメリットを詳しく紹介します。
インフラシステム稼働までの期間が圧倒的に短くなる
クラウドサービスを利用することで、インフラシステムを稼働させるまでのリードタイムが圧倒的に短縮されます。
従来のオンプレミス(自社で機材を管理する)の場合、物理的にインフラシステムを構築する手間がかかっていました。データセンターの確保に始まり、サーバーコンピューターやネットワーク機器などの選定、発注、運搬、そして機材の設置などの人手と時間のかかる作業が必須だったのです。そのためオンプレミスの場合、インフラシステムを稼働させるまでに時間がかかっていました。
一方のクラウドサービスの場合、専用の管理画面から操作するだけで、技術者一人で即座にインフラシステムを構築できるのです。サービス提供会社と契約することで、すぐにでも使い始めることが可能です。
インフラシステム稼働までの期間を圧倒的に短縮できることは、クラウドサービスの大きなメリットです。
コストを抑えられる
オンプレミス環境に比べ、高いコスト抑制効果が得られます。
まず、導入企業の初期投資額を低く抑えられます。オンプレミス環境の構築には、サーバーコンピューターやネットワーク機器などの、実機を購入するコストがかかります。ですが、一方のクラウドサービスでは、従量課金制で必要なサービスを選択するだけでシステムが構築できるため、大幅な初期投資額の削減が可能です。
またインフラシステムの運用時にも、クラウドサーバーやネットワークの監視やセキュリティ対策など、サービスに任せられる範囲が広くなるため、ランニングコストを抑えることができます。
このように、導入企業の投資額を低く抑えられるのもクラウドサービスのメリットです。
提供されているサービスを組み合わせて使える
クラウドサービスでは、インフラシステム構築に必要なサービスが、一通り網羅されています。
例えば、仮想ネットワークサービスや、DNS(IPアドレスの自動設定機能)、メール送受信などの各種サーバー、またサーバーにインストールするOSやミドルウェア(OSとアプリケーションを関連付けるソフト)他、さまざまなサービスがあります。
これらをひとつひとつエンジニアが用意しなくても、画面上で組み合わせてすぐに使用できること。この手軽さもクラウドサービスのメリットです。
状況に応じたスケーリングが可能
クラウドサービスの利用量を、簡単に増減できるのもメリットです。
例えば通信量やデータ量が増減した場合に、クラウドエンジニアがサービスの管理画面からプランを変更することで、すぐに対策を講じることができるのです。
通信量やデータ量が増えた場合は、利用するリソースを瞬時に増やして対応する。逆に減った場合には、利用リソースを減らすことでコストを削減できます。
将来的なインフラ使用量を見越した設備投資が不要になるため、コストのみならず、リスクを減らすこともできるのです。
クラウドエンジニアの仕事内容
クラウドエンジニアの業務は、クラウドサービスを活用したインフラシステムの設計、構築、運用管理・保守です。
インフラエンジニアの業務とほぼ同じですが、主にクラウドサービスを活用して行う業務という点が異なります。
インフラシステム設計
インフラシステム設計とは、インフラシステムを新規に構築する場合や、既存のオンプレミスのシステムをクラウドに移行する場合などに、そのシステムの全体像を考える業務です。設計は、設計書を作成して完了します。
インフラシステムを作成する目的があるので、設計者はそれを理解し、目的を達成するために必要な機能や性能などを、「要件」としてまとめます。要件がまとまったら、それを実現するためのシステムの全体像を、費用や期間も含めて算定し、設計書を作成します。
クラウドエンジニアは、どのようなクラウドサービスの、どのサービスを組み合わせることでこの要件を満たすシステムを作れるのかを、検討するのです。
インフラシステムの構築
設計書の通りに、クラウド上にインフラシステムを構築するのが、インフラ構築作業です。
オンプレミスとは異なり、インフラ構築はクラウドサービスの管理画面から設定する作業なので、実際の機材の運搬などは不要になりました。
ただ、クラウドサーバーへのOSやミドルウェア(OSとアプリケーションを繋げるソフトウェア)のインストールや、運用を自動化するための簡単なプログラムを作成するなどの作業は、引き続き必要です。
また、システムの構築後には、サーバーやネットワークが要件通りに動作するか、通信テストや負荷テストを行います。
インフラシステム運用管理・保守
構築したインフラシステムは、アプリケーションなどが安定して稼働し続けるように、運用管理・保守を行う必要があります。
とはいえオンプレミスとは違って、物理的なサーバーコンピューターやネットワーク機器ひとつひとつを監視する作業は不要。クラウドサービスには、運用管理のためのサービスが用意されているので、管理画面から全体の状況を確認するだけで済みます。エラーが発生した場合に行うアクションも、サービスによって自動化できるため、対応の作業も大きく簡略可能です。
またクラウドサービスは従量制であり、柔軟に変更できます。システムの通信量やアクセスの増減によって、サービスの使用量を調整してコスト管理することも、大切な業務です。コスト管理のためのサービスも用意されているので、使用状況の確認やサービス変更も簡単に実施できます。
気になるクラウドエンジニアの平均年収について
クラウドエンジニアの年収は、どの程度なのでしょうか。
結論としては、クラウドエンジニアになることで、高い年収が見込めます。
求人ボックスさんの「給料ナビ」というWebサイトで、日本人の平均年収とクラウドエンジニアの年収が公表されていたので、比較しました。インフラエンジニアの年収もありましたので、併せて比較してみましょう。
日本の平均 | インフラエンジニア | クラウドエンジニア | |
平均年収 | 436円 | 542万円 | 595万円 |
月収換算 | 36万円※ | 45万円 | 50万円 |
インフラエンジニアになることで、日本の平均よりも106万円もの年収アップを見込めますが、クラウドエンジニアになることで、更に年収が53万円増えています。
参考までに、「システムエンジニア」という枠組みでは、平均年収が556万円です。クラウドエンジニアになることで、システムエンジニアを超える年収も見込めます。
クラウドに関するスキルも身につけることで、大きな収入アップにつながることがわかります。
クラウドエンジニアに求められるスキル
クラウド時代のインフラエンジニアは、求められるスキルがより広がりました。
オンプレミスでは、サーバー管理にはサーバーエンジニアが、ネットワーク管理にはネットワークエンジニアが担当するなど、分業が一般的でした。
ですが、クラウドサービスでは、一人のエンジニアがインフラシステム全般を一つの画面から操作することが増えたため、インフラ全般をスキルが求められるようになったのです。
それぞれのスキルについて紹介します。
サーバー・OSに関するスキル
クラウド上のサーバーに、OSやミドルウェア(OSとアプリケーションを繋ぐソフトウェア)をインストールすること、そしてサーバーとして各種設定することなどは、オンプレミスでのインフラシステムと同様に求められるスキルです。
クラウドサービスによっては、OSやミドルウェアも含めて利用できるものもありますが、サーバーに関するスキルがあることで、より柔軟にクラウドサービスを利用できます。
ネットワークに関するスキル
ネットワークに関するスキルも、引き続き必要です。
クラウド上に構築したサーバーやシステムは、ネットワークを経由して使用するからです。また、ハイブリッド環境(クラウドとオンプレミスの両方を組み合わせて使う)やマルチクラウド環境(複数のクラウドサービスを併用する)の場合も、それぞれのシステムをネットワークで接続する必要があります。
クラウドサービスがネットワークでアクセスする以上、ネットワークのスキルも引き続き必要なのです。
セキュリティに関するスキル
クラウドエンジニアには、セキュリティ対策のスキルも必要です。
クラウドサービスでは、セキュリティ対策も実施してくれているので、ウイルス対策などについては安心な部分はあります。しかし万全ではありません。
また、顧客情報や社内機密など流出が許されないデータの置き場所や、アクセス管理の徹底など、インフラシステム全体を見渡したセキュリティ対策を検討する必要があるのです。
自社が抱えるリスクを見極め、それに沿ったセキュアなインフラ設計・運用するスキルが求められるのです。
クラウドサービスに関する知識
クラウドサービスに関する知識も、当然必要です。
操作画面からの操作だけではなく、各サービスの特性を理解すること。常に進化を続けるサービスについて把握することで、クラウドサービスによる利益を最大化するための知識が求められます。
なお、市場調査会社のcanalysによると、現在の主要なクラウドサービスのシェアは、下記の通り。
見やすいように、表にまとめました。
1位 | AWS(エーダブリューエス:Amazon Web Service) | 33% |
2位 | Microsoft Azure(マイクロソフト アズール) | 22% |
3位 | Google Cloud(グーグルクラウド) | 9% |
トップシェアのAWSは多くの現場で使用されているサービスなので、特に良く学んでおくのが良いでしょう。
クラウドエンジニアにおすすめの資格
未経験からクラウドエンジニアへの転職を目指す場合、資格の取得は必須と言っても良いかもしれません。
クラウドエンジニアは求められるスキルが幅広いため、実務経験やスキルがまだ無い方では採用が難しい。
未経験であってもスキルを証明するためには、資格が必要になるためです。
実務経験が無くても高い評価の得られる、おすすめの資格を紹介します。
LPIC レベル1
LPIC(エルピック)は、Linux(リナックス)のスキルを証明する資格です。
Linuxは、インフラシステムのなかではサーバーOSとして利用されます。クラウド上のサーバーにLinuxをインストールしたり、各種設定をしたりするので、Linuxのスキルはクラウドエンジニアにとって必要です。
なお、クラウドサービスのトップシェアであるAWSやMicrosoft AzureもそれぞれLinuxサービスを提供しているため、クラウドエンジニアとしての業務でもLinuxのスキルを発揮できます。
LPICにはレベル1から3まで三段階あるのですが、転職のアピールとしてはレベル1で十分。合格するにはコマンド操作やネットワーク、セキュリティなど実践的な知識とスキルが必要なので、実績が乏しい未経験の方であっても、スキルと知識があることを証明できます。
ICの詳細は、LPICとはどんな資格?難易度から勉強方法まで解説!の記事にもまとめていますので、参考になさってください。
CCNA
CCNA(シーシーエヌエー)は、ネットワークのスキルを証明する資格です。
CCNAとは、シスコ社(Cisco)によるシスコ技術者認定試験のひとつ。シスコは主にルーターやハブなどのネットワーク機器を販売していて、そのシェアはダントツで世界1位の企業です。
シスコ技術者認定試験は、日本では1994年から続いていて、採用する企業からも評価の高い資格です。
CCNAの認定を受けることで、ネットワーク機器の操作スキルとともに、ネットワークの基礎知識があることの証明になります。
クラウド環境であってもネットワークの知識は必要です。クラウドではネットワーク機器を直接扱う機会は少ないかもしれませんが、オンプレミス環境とクラウドを組み合わせる場合や、複数のクラウドサービス併用する場合にも、それらを接続するために必須のスキルとなります。
CCNAについての詳細は、CCNAとはどんな資格?難易度から勉強方法まで解説!の記事にもまとめていますので、ご興味があれば参照してください。
応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、経済産業省が管轄するIPA(情報処理推進機構)が実施している日本の試験です。LPICやCCNAのように特定の企業やOSに依存しない、汎用的で幅広いIT知識が問われます。
クラウドエンジニアは、オンプレミスの時代よりも求められるスキルが広がっています。この試験は、システム構築からネットワーク、セキュリティなどのIT知識全般を証明できる資格なので、採用する企業に対して、大きなアピールになります。
この資格の下位に基本情報技術者試験というものもあり、難易度は基本情報の方が低いですが、以下の3点から応用から目指すことをおすすめします。
- 応用情報技術者試験の方が、転職に際しては評価が高い
- 試験範囲に、プログラミングが無い(基本情報はプログラミングあり)
- 上位のスペシャリスト試験を受験する際、受験範囲の半分が免除される
AWS クラウドプラクティショナー
最後に、クラウドサービスの公式認定資格として、AWS認定試験のひとつであるAWS クラウドプラクティショナーを紹介します。
AWS認定試験とは、クラウドサービスの中でトップシェアであるAWS(エーダブリューエス:Amazon Web Services)公式の認定試験のこと。AWS認定試験は人気の高い資格で、日経クロステックさんの調査によると、2020年・2021年と、「これから取りたいと思うIT資格」1位に選ばれている資格です。
AWS クラウドプラクティショナーは、AWS認定試験の中で最も基礎レベルの認定試験として、最初に取得することを公式サイトで推奨されている資格です。この資格を取得することで、AWSクラウドサービスに関する基本的な知識とスキルを持ち、総合的な理解ができていることを証明します。
AWSは多くの現場で使用されているクラウドサービスです。実務に携わる前でもそのサービスに実際に触れてみるのは、イメージを掴むという意味でとても重要です。さらに、合格できたらAWSの知識とスキルを証明できるので、未経験からであってもクラウドエンジニアへの転職に向けて、大きなアピールになることでしょう。
未経験でもクラウドエンジニアになるには
未経験でスキルが無いままクラウドエンジニアになることは、残念ながら難しいと言えます。クラウドエンジニアにはインフラ関連の幅広いスキルが求められるので、採用する企業もスキルのある人材を採用するためです。
そこでおすすめなのが、資格を取得することです。
未経験者は資格でスキルを証明すると有利
資格を取得することで、一定以上のスキルがあることを客観的に証明できます。
実務経験は足りなくてもスキルが証明できるので、未経験からの転職でもアピールポイントになるのです。
企業によっては、資格のスキルのみならず、目標達成に向けて正しいプロセスを踏める点や、スキルアップへの意欲を買ってくれるところもありますよ。
また、資格は転職のためだけに役立つものではありません。
合格に向けた勉強によって、体系付けた知識を得ることができます。いざエンジニアとしての第一歩踏み出す時に自信が持てるし、現場で学んだこともより理解が早まります。
資格取得のためのスクールのメリット
資格は、書籍などを利用して時間をかければ、独学でも取得することは可能です。
もし独学では時間がかかりすぎてしまう場合、あるいは少しでも早く転職先を決めたい場合は、IT/プログラミングスクールで学ぶことも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
IT/プログラミングスクールには、以下のようなメリットがあります。
- 短期間での合格が見込めるカリキュラムが用意されている
- 実務経験のある講師に、現場で活かせるスキルを直接学べる
- コマンド操作などを、実機を使って体験できる
- 転職へのサポートや斡旋まで、サービスに含まれるスクールがある
特に転職サポートの実績があるスクールであれば、クラウドエンジニアを目指す場合にも、学んだことを活かした転職先を見つけやすくなります。
独学よりもお金はかかりますが、短期間で効率的にスキルを学び、サポートによって就職も早まるので、投資した資金も回収しやすいと考えることもできます。
転職サポートのあるスクールを紹介
資格の短期間での取得と、転職サポートに実績のあるスクールを紹介します。
CODE×CODEのクラウドエンジニアコース
CODE×CODEの「クラウドエンジニアコース」は、LPIC-1を取得のためのコースです。
このコースの特徴は、Linuxの知識を「クラウドエンジニア」として活かすための学習ができること。LPIC合格のための勉強と共に、現在世界でトップシェアのクラウドコンピューティングサービスである、Amazon Web Services(通称AWS:エーダブリューエス)について学べるのです。Linuxと共にAWSを学ぶことで、クラウドエンジニアとしての転職を目指せるコースです。
また、キャリアの相談や企業紹介など転職のサポートに強く、受講者の満足度も高いのもおすすめポイント。
- 就職成功率:97%
- 受講満足度:4.2 / 5
- 紹介企業への内定が決定したら、受講料から80,000円キャッシュバック
他にも学割やキャンペーンなどが用意されています。相談ができるオリエンテーションが無料で申し込めるので、ご興味があれば一度ご確認くださいませ。
身に付くスキル | LPIC、AWS他 |
受講期間 | 8週間~12週間が目安 最大16週間 |
料金 | 228,000円(税込) 【学割】を適用すると半額(114,000円・税込)で受講可能 【スクール経由での就職決定】で80,000円のキャッシュバック ※詳細は要お問合せ |
受講スタイル | オンラインによる学習。 チャットサポート(対応時間は10時~22時まで)や週1回のメンタリングあり |
就職サポート | カウンセリング、企業の紹介、各種書類添削、面接対策 |
公式サイト | https://codexcode.jp/#course |
ウズウズカレッジのCCNAコース
ウズウズカレッジには、CCNAのコースがあります。
このコースは、eラーニングによる個別指導や動画教材、演習サイトで学びます。
講師は平日の日中だけではなく、終業後や休日の時間帯で対応してくれる「在職者向け講師」もいるため、在職者でも転職を目指した学習がしやすいのがポイントです。
また、運営母体が就職エージェントUZUZであるため、市場の分析や求人の選定、書類添削などキャリアサポートが充実しており、転職成功率95%以上という実績があります。
受講料が33,000円(税込み)というのも魅力ですね。
身に付くスキル | CCNA |
受講期間 | 1ヶ月〜 |
料金 | 33,000円(税込) |
受講スタイル | オンラインによるeラーニング(動画教材/演習サイト)。 担任制の個別指導があり、チャットや週次ミーティングも対応。 |
就職サポート | 自己分析、市場分析、就活TODO、求人選定、書類添削、面接対策 |
公式サイト | https://uzuz-college.jp/ccna/ |
RaiseTechのASWフルコース
RaiseTechのASWフルコースは、クラウドサービスの中でトップシェアである、AWSに特化した学習ができるスクールです。
特に資格にはこだわらずに、AWS上でのインフラ環境構築、インフラのコード化、自動化、DevOpsといった現場で使用するスキルを学びます。
また、エンジニア就職の情報が集まるオンラインコミュニティ「転職クエスト」を無料で使用できることで、リアルな就職情報を得られるのもポイントです。
2週間のトライアル期間(受講開始から2週間(14日)は全額返金保証付き)もあるので、お試しで授業を見てみるのも良いかもしれません。
身に付くスキル | AWS全般 |
受講期間 | オンライン授業全16回 |
料金 | 【通常価格】月々18,667円(税込)〜 または、448,000円 (税込) 【学割】月々12,000円(税込)〜 または、288,000円 (税込) |
受講スタイル | オンラインによる授業/動画教材 |
就職サポート | 「転職クエスト」の無料使用が可能 |
公式サイト | https://raise-tech.net/courses/aws-full-course |
クラウドエンジニアの将来性
クラウドエンジニアは、将来に渡って必要とされる業種であると言えます。
クラウドサービスを利用している企業は年々増加しており、この先もクラウドへの移行や、クラウドサービスで構築したインフラシステムを運用するクラウドエンジニアのニーズは、増えることが予想されるからです。
経済産業省の「クラウドサービスの利用状況」が、クラウドサービスの利用の増加を示しています。
2015年から2019年までの資料ですが、この期間だけでクラウドの使用が44.6%から64.7%と、1.5倍に急激な増加が見てとれますね。
また、こちらは同サイトの「クラウドサービスの効果」です。
クラウドサービスの効果があったとの回答が、85.5%にも及んでいます。
このように、クラウドサービスの利用は増えており、その評価も高いことから、今後もクラウドサービスは増加することが見込めます。
そのため、クラウドエンジニアの将来性は明るい、と言えるでしょう。
クラウドエンジニアとして、スキルアップを目指しましょう!
インフラシステムのクラウドサービスへの移行の流れは、もはや避けられないと言えます。
オンプレミスではデータセンターにインフラシステムを構築しますが、2025年までには80%の企業が自社のデータセンターを閉鎖するという予測もあるほど。
クラウドエンジニアは、収入面としても仕事の安定性としても、期待のできる職種です。
未経験からの転職ですと実績が無いため、そのままではクラウドエンジニアになるのは難しいかもしれません。ですが、資格を取ることやスクールで学び、客観的に証明できるスキルが得ることで、転職できる可能性は高まります。
スクールでは転職へのサポートを行ってくれるところもあります。
そういったサービスを利用して、長く必要とされる、技術力のあるクラウドエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。