LinuC(リナック)という資格をご存知でしょうか。
Linux(リナックス)のスキルと共に、クラウド時代のITエンジニアに必要な、幅広いスキルを証明できる資格です。
LinuCは、未経験ながらもIT業界への転職をお考えの方には、最初におすすめしたい資格なんですよ。
この記事では、
- LinuCがどんな資格なのか
- LIPCとの違い
- なぜ転職に有利なのか
- 年収への影響
- 難易度・学習方法
について、紹介します。
Contents
LinuCとは?
まず、LinuCとはどのような資格なのか、確認しましょう。
Linuxシステム構築・運用スキルを証明できる資格
LinuCは正式名称を「Linux技術者認定試験 LinuC」といい、LPI-Japanが主催する認定試験です。
名前が示す通り、Linuxの技術者としてのスキルを認定するもの。
Linuxのインストールや基本的な操作はもちろん、Linuxサーバーの構築や運用、Linuxシステムやネットワークの設計・構築のスキルを客観的に証明します。
Version10.0になって、クラウド時代に合致するスキルに拡大された
LinuCはレベル1から3まで、3段階の認定ですが、このうちのレベル1とレベル2は2020年4月から、Version10.0に更新されました。
これまでのLinux技術者という資格に加えて、クラウド時代に活躍するITエンジニアが身につけておきたい内容を網羅したものに生まれ変わったのです。
具体的には、下記のような更新がなされました。
- クラウド(仮想化技術)、オープンソース文化の理解、システムアーキテクチャへの理解など、現場で求められている技術要素に対応
- Linuxにとどまらず、クラウドシステムやアプリケーション開発に関わるIT技術者にも有効な認定に発展
このように、Linuxという枠を超えて、クラウド時代に必要とされるスキルを証明できる資格となっているのが、V10.0以降のLinuCという資格です。
LPICとの違い
同じくLinuxの技術認定として、LPIC(エルピック)という認定があります。LPICと LinuCとはどのような点が異なるのでしょうか。
二つの資格の似ている点
二つの資格の違いの前に、似ている点をチェックしましょう。
LinuCはLPICをベースにして作られました。なので、認定の仕組みや試験の内容も類似しています。
まず、共に Linuxの実践的なスキルを証明できる資格という点です。
インフラエンジニアとして現場で必要となる、Linuxの操作や環境構築などの実務的なスキルを証明します。
また、認定の型式も一致しています。
例えばレベル1からレベル3までの階層となっていて、上位の試験を受ける条件としてひとつ下のレベルの認定を受けている必要がある点や、レベル1とレベル2は二つの試験に合格してひとつの認定を受ける仕組みであるのは一緒です。
試験を受ける方法も、Pearson VUEを通じて予約する仕組みも同じですね。
では、どのような点に違いがあるのでしょうか。
認定効力範囲の違い
LinuCとLPICとの最も大きな違いは、認定が効力を発揮する範囲が異なるという点です。
LPICの正式名称は、「Linux技術者認定試験(Linux Professional Institute Certification)」。
LPI(Linux Professional Institute:本部カナダ・トロント)が主催する、Linuxの認定試験です(日本ではLPI日本支部が担当)。
LPICは、全世界で行われている国際的基準の認定で、世界的に同じ評価を受けられます。そのため認定を受けると、外資系の企業などに転職を目指す場合にも有効です。
一方のLinuCは、LPI-Japanが主催する日本国内向けの資格。そのため、認定を受けたとしても海外の企業には評価されない可能性があります。ですが、日本でのニーズに最適化されており、日本の市場で求められる技術を学べるので、日本国内で転職活動を行うにはより適しているとも言えます。
Webサイトが日本人にわかりやすくなっていたり、試験問題が日本語として自然であったりと、特に未経験の日本人の方にとっては、とっつきやすい資格です。
クラウドなどの主流技術に早いうちから取り組める
LinuCは、今のLinux技術者に求められるスキルを「クラウド」「オープンソースのリテラシー」「システムアーキテクチャの知見」として、レベル1やレベル2の段階から試験範囲に組み込んでいます。
一方のLPICでは、主としてレベル1、レベル2まではLinuxのコアな技術を固めて、レベル3からそれを応用するような技術を対象としています。
LinuCの方が、早い段階からIT全体のニーズに合うスキルの認定が受けられる、という違いがあります。
受験後、結果に対する分析レポートを確認できる
LinuCを受験するには、EDUCO-IDの取得が必須となります。EDUCO-IDとは、LinuCを主催しているLPI-Japanが管理するアカウントで、LinuCほか主催する受験結果や試験を受けた際の分析レポートの確認ができます。このサービスは、LPIC試験にはありません。
受験後の課題などを把握するためには、分析レポートが役に立つこともあるかもしれませんね。
LinuCを取得したらどのくらい年収は変わる?
LinuCを取得するということは、現場で活かせるLinuxのスキルと共に、クラウドやインフラ、システムアーキテクトなどの現代に必要とされるスキルがあることを証明できます。幅広いジャンルへのスキルアップが可能な資格と言えるでしょう。
こちらは2017年の経済産業省の資料ですが、ITエンジニアの平均年収のグラフです。
IT業界が一般的な業種よりも年収が高いのが分かりますが、その中でも主なLinuCの範囲であるシステムやネットワーク、アーキテクチャが求められる職種は、特に年収が高いことがわかります。
さらに、エンジニアは、スキルレベルが上がることで、年収も加速度的に上がる傾向にあります。
例えば、クラウド化業務が増えている現在、クラウドエンジニアの年収はさらに高まります。
大手求人サイトを確認すると、平均的な会社員の月収を遥かに凌ぐ年収での募集があるのです。
具体的には、リクナビNEXTさんの募集で「クラウドエンジニア」「年収701万円以上」で検索すると、35件もの求人があります(2022年3月6日現在)。
LinuCの取得と転職をきっかけに、実務の中でスキルアップを目指すことで、さらに年収も増加することが期待できます。
LinuCの資格を取得するメリットは?
改めて、未経験者の方がLinuCを学ぶメリットについて、まとめましょう。
Linuxに関して実務的な知識やITの土台となる知識を、体系的に学べる
LinuC の学習を進める過程で、Linuxを体系的に学べること。それによってシステムやコンピューターなど土台となる知識を学ぶことができます。
LinuCに合格するためには、Linuxの実践的なスキルが求められます。
システムについての知識のほか、環境構築や運用スキル、実際にコマンドを打ってのタスク実行、ネットワークやセキュリティの知識など、Linuxについての多様な知識と実務能力が必要です。
またその前提として、Linuxはコンピューターのコア部分への理解も不可欠。例えばメモリ管理やCPUの状態確認などは、コンピューターのアーキテクチャを知っていなければいけません。
LinuCの合格を目指す過程で、そういったIT技術者としての土台となる知識を学ぶことが出来ます。
今、現場で必要とされるスキルを最初から学べる
前述の通り、LinuCのレベル1とレベル2は、2020年4月1日よりVersion10.0に更新されました。今日必要とされるスキルの認証ができる資格として、50人近いLinux専門家の意見を反映した問題に改定されたのです。
この方針で新たに作成されたLinuCは、最初の資格であるレベル1の段階から、Linuxの技術に加えて仮想マシンやコンテナ、クラウドのセキュリティ、オープンソースなどが試験範囲に加わりました。
未経験の方であっても、最初の資格から現場で必要とされている最新ニーズに合わせたスキルを学べるのも、LinuCの大きなメリットです。
未経験からでも転職に有利になる
LinuCを取得することで、未経験者の方にとっても転職に有利になります。
LinuCは、Linuxを中心にして、クラウド時代において求められるスキルを証明できる認定資格です。仮にこれまで未経験で実務経験を得る機会が無かったとしても、一定以上の技術力があることを、客観的に証明できます。
また、LinuCは多くのIT系企業で、研修やスキルアップのために推奨されている資格です。LinuC認定を前もって受けたうえで転職活動を行うと、即戦力となるエンジニアを求めている企業へのアピールになります。
LinuCの特徴
LinuCの特長は、レベル1、レベル2の段階から、下記の図のように幅広いIT知識を学べることです。
LinuCの各レベルの試験の詳細について、説明します。
LinuC-1 Version10.0
LinuCレベル1 Version 10.0は、仮想環境を含むLinuxシステムの基本操作とシステム管理が行える技術者を認定します。
この認定を受けることは、以下の知識と技術を持つことの裏付けとなります。
- 仮想マシンとコンテナを含むLinuxサーバーの構築と運用・管理ができる。
- クラウドのセキュリティを理解し、安全に運用できる。
- オープンソースの文化を理解し、業務に活用できる。
受験要綱
受験の前提条件 | 無し |
---|---|
認定要件 | 101試験と102試験に合格すること |
受験費用 | 1試験あたり16,500円(税込) |
試験実施方式 | CBT |
問題数 | 約60問 |
試験時間 | 90分 |
平均勉強期間 | 1か月~3か月程度 |
LinuC-2 Version10.0
LinuCレベル2 Version 10.0は、仮想環境を含むLinuxのシステム設計、ネットワーク構築において、アーキテクチャに基づいた設計、導入、保守、問題解決ができる技術者を認定します。
この認定を受けることは、次の知識と技術を持つことの裏付けとなります。
- Linuxシステムの設計、構築、監視、トラブルシューティングができる。
- 仮想マシンやコンテナの仕組みを理解し、その管理と運用ができる。
- セキュリティとシステムアーキテクチャの基本を理解し、サービスの設計、構築、運用・管理ができる。
受験要綱
受験の前提条件 | 有意なLinuCレベル1を保有していること |
---|---|
認定要件 | 201試験と202試験に合格すること |
受験費用 | 1試験あたり16,500円(税込) |
試験実施方式 | CBT |
問題数 | 約60問 |
試験時間 | 90分 |
平均勉強期間 | 3か月~半年程度 |
LinuCレベル3 300 Mixed Environment
LinuCレベル3は、「エンタープライズレベルでの仕事ができる技術者」を認定する資格試験です。
LinuCレベル3 Mixed Environmentに認定された方は、Linux、Windows、Unixなどによる混在環境のシステム設計や構築ができ、複数のシステムを認証統合できるエンジニアとして評価されます。
この認定を受けることは、次の知識と技術を持つことの裏付けとなります。
- Linux、Windows、UNIXの混在環境でのシステムインテグレーションやトラブルシューティングができる。
- 冗長構成でLDAP、Opened、Sambaを使ったシステムや認証サーバーを構築できる。
受験要綱
受験の前提条件 | 有意なLinuC-2を保有していること |
---|---|
認定要件 | 300試験に合格すること |
受験費用 | 1試験あたり16,500円(税込) |
試験実施方式 | CBT |
問題数 | 約60問 |
試験時間 | 90分 |
平均勉強期間 | 半年~1年程度 |
LinuCレベル3 303 Security
LinuCレベル3は、「エンタープライズレベルでの仕事ができる技術者」を認定する資格試験です。
LinuCレベル3 Securityに認定された方は、セキュアなシステムにするために、システムの脆弱性及びその対策を評価し、安全性の高いシステム設計や サーバー構築ができるエンジニアとして評価されます。
この認定を受けることは、次の知識と技術を持つことの裏付けとなります。
- Linux環境での認証の技術及びシステムセキュリティを考慮したシステム計画、構成、設計、構築、実装ができる。
- セキュアなシステムにするために、ぜい弱性及びその対策を評価し、トラブルシューティングができる。
受験要綱
受験の前提条件 | 有意なLinuC-2を保有していること |
---|---|
認定要件 | 303試験に合格すること |
受験費用 | 1試験あたり16,500円(税込) |
試験実施方式 | CBT |
問題数 | 約60問 |
試験時間 | 90分 |
平均勉強期間 | 半年~1年程度 |
LinuCレベル3 304 Virtualization & High Availability
LinuCレベル3は、「エンタープライズレベルでの仕事ができる技術者」を認定する資格試験です。
LinuCレベル3 Virtualization & High Availabilityに認定された方は、LinuxとOSSによる仮想化と高可用性技術についての知識を持ち、仮想化システムや高信頼性システムを構築、運用できるエンジニアとして評価されます。
この認定を受けることは、次の知識と技術を持つことの裏付けとなります。
- 仮想化の概念と技術を理解し、Linux/OSSを使って仮想化システムを構築、運用する専門家であることを証明できる。
- 負荷分散、クラスタ管理、クラスタストレージなどの高可用性のための技術をLinux/OSSを使って構築、運用できる能力を証明できる。
受験要綱
受験の前提条件 | 有意なLinuC-2を保有していること |
---|---|
認定要件 | 304試験に合格すること |
受験費用 | 1試験あたり16,500円(税込) |
試験実施方式 | CBT |
問題数 | 約60問 |
試験時間 | 90分 |
平均勉強期間 | 半年~1年程度 |
LinuCに合格するには
LinuCは、Linuxを中心に今現在ニーズの高いスキルを学べるので、合格を目指した学習そのものがITエンジニアとしてのスキルアップにつながります。
資格をIT業界への転職に活かしたい場合は、あくまで時間をかけ過ぎることの無いように、そのうえで体系的にしっかり理解して合格することを目指しましょう。学んだことは、必ず業務で活かせます。
LinuCは高度になるほど難易度や求められるスキルは高くなりますが、未経験者の方にとっては最初のLinuCレベル1が最も難しく感じられるかもしれません。まだあまり知識の無い状態から、広く網羅した学習が必要になるためです。
そこで、未経験者の方に向けた効率的でしっかりと知識を身に着けられるLinuCの学習方法について、紹介いたします。
LinuC取得へ!おすすめ勉強法
LinuCは、最初にLinuCレベル1から受験します。まずはこれを取得して、転職活動を有利に進めましょう。
おすすめの勉強法を紹介します。
書籍を使って学ぶ
LinuC合格のためには、書籍とWebサイトでの学習が有効です。
書籍で試験範囲全体を把握して、そのうえでWebサイトに公開されている沢山の問題を解く方法です。
まず、試験用の参考書を読む
まずはLinuCレベル1の参考書を1冊だけ購入して、その全体を読み流しましょう。
試験用の書籍は分厚いので驚いてしまうかもしれませんが、安心してください。この参考書は覚えようとしなくても良いです。もちろん、ノートも取らなくてOK。
スピーディーに2~3周、前回の記憶が少し残っているぐらいの期間で、繰り返して目を通します。
ここでの目的は、知識を付けることではありません。表面的に読み流しながら、試験範囲の全体像を把握するということです。試験範囲全体の地図を頭に描くことで、その後に学んだことが「この分野の話だな」と見当がつくようになります。地図をベースにすることで、整理しながら体系付けた知識の積み重ねができるようになるのです。
LinuC-1には「あずき本」と呼ばれる、定番の参考書があります。
お気に入りのものが特に無ければ、無難に定番のものを選ぶのも良いでしょう。
LinuC-1は2020年4月にVersion10.0に更新しました。Version10.0対応となっている、最新の参考書を選びましょう。
たくさんの類題を解く
試験範囲の地図を頭の中にある程度描けたら、あとは沢山の類題を解きましょう。アウトプットすることで、答えられない問題が出てくるはず。その都度テキストに戻って復習することで、知識として定着します。地図にメモ書き込んでいくかのように、体系づけられた知識になるのです。
類題は、Webサイトでも多く公開されています。
例えばPing-tというサイトは、有料になりますが、沢山の問題を解くことができます。
公式サイトで学ぶ
LinuCはWebサイトがとても充実しています。
学習用のコンテンツも用意されていて、Linux標準教科書シリーズなど、基本的には無料で学習が可能なほど教材が充実しています。
無料で公開されているpdf型式の教材の他、例題や解説があったり動画が用意されていたりするなど、書籍での学習が難しい方にも間口が広くなっています。
書籍での学習と同様、インプットにはこれらのコンテンツを繰り返し学ぶことと、Ping-tなどのWebサイトで沢山の類題を解くこと。
これで合格への準備ができます。
IT/プログラミングスクールで学ぶ
独学では時間がかかりすぎてしまう場合、あるいは少しでも早く転職先を決めたい場合は、IT/プログラミングスクールで学ぶことをおすすめします。
実務経験の豊富な講師による講義や、実機を触らせてもらう経験、合格へのカリキュラムなど、スクールに通うことで短期間&効率的な学習ができるからです。
さらに、就職についてのサポートや斡旋までサービスに含めているスクールもありますよ。
CODE×CODEでは、LinuCのカリキュラムは提供されていませんが、LinuCの元となったLinuxの技術者認定であるLPIC-1を、1.5~2カ月程度の短期間で、且つ即戦力となるように学べるクラウドエンジニアコースがあります。
即戦力と言える理由は、LPIC-1と共に世界でトップシェアのクラウドコンピューティングサービス、Amazon Web Service(通称AWS:エーダブリューエス)も学べるコースであるからです。
さらに、CODE×CODEではスキルサポートの他にキャリアサポートも行っています。カウンセリングした上での転職先企業の斡旋や、履歴書作成、面談の練習などもサポートにふくまれているので、資格を転職活動に活かす方法も教われますよ。
LinuCとほとんど内容が同じ試験であるLPICのカリキュラムを提供しているため、CODE×CODEで学習するのであれば、LPICを受験するのがオススメです。
LPICやコースの詳細は、こちらのリンクにまとまっていますので、ご一読ください。
【2022年2月最新】LPICとはどんな資格?難易度から勉強方法まで解説!
LinuCの試験と受験方法
学習を進めて、実際にLinuC受けるときはどのように申し込めばよいでしょうか。
LinuC受験を予約する手順は次の通りです。
- EDUCO-IDの取得
- ピアソンVUEアカウントの作成
- ピアソンVUEにログイン
- ピアソンVUEで受験予約
順に説明します。
EDUCO-IDの取得
まず、EDUCO-IDを取得します。EDUCO-IDとは、LPI-Japanが運用・管理している認定試験の受験結果や、認定履歴を確認するためのIDです。EIDもしくはLPIで始まる12桁の英数字で構成されます。
EDUCO-IDはこちらのページから作成します。
ピアソンVUEアカウントの作成
ピアソンVUEのLinuC[ Linux技術者認定資格 by LPI-Japan ]から、Pearson VUEのアカウント登録を行います。
ピアソンVUEアカウントの作成
ピアソンVUEのLinuC[ Linux技術者認定資格 by LPI-Japan ]から、Pearson VUEのアカウントにログインします。
ピアソンVUEで受験予約
ログイン後は、試験を予約します。
テストセンターを選択し、試験の日程を選択します。
なお、予約の際には機密保持契約を結ぶ必要があります。
オンライン受験について
LinuCはピアソンVUEのOnVUEを通じて、自宅でのオンライン受験も可能です。
OnVUEに必要な準備を紹介します。
静かで一人になれる環境
試験は部屋に1人でいる状態で受験する必要があります。
他の人が試験中の部屋に入ってくることの無いような環境を整えましょう。
要件を満たすPC
OnVUE試験では、テストを前に作業環境が要件に合っているかどうかシステムテストを実施します。
PCの要件はOSのバージョンや、企業のファイアウォールの無い環境であることなどです。
Webカメラ
受験時には、本人確認や受験中の様子を確認するために、Webカメラが必須です。
試験中は常に、Webカメラの撮影の撮影範囲に居る必要があります。
安定したインターネット接続
接続不良や中断があるとOnVUE試験セッションに影響が及ぶ可能性があります。
可能であれば有線など、安定したインターネット接続環境を選びましょう
本人確認書類
本人確認のために、試験開始前にWebカメラを通じて本人確認書類を提示します。
受付可能な本人確認書類は、次の通り。
- 運転免許証
- 軍人身分証明書
- 国や地方自治体が発行する身分証明書
- 外国人登録証(在留カード、特別永住者証明書、ビザ)および政府発行の現地言語の本人確認書類
LinuCは、ITエンジニアへの就職・転職におすすめの資格
LinuCはV10.0に更新されて、Linuxを始め現代のITエンジニアとして必要となる、幅広いスキルを証明できる資格へと生まれ変わりました。LinuCを学ぶことを通じて、そのままエンジニアとしてのスキルを広げることになります。
また、資格を得ることでスキルを客観的に証明できるため、特に実績がまだない未経験の方でも転職にも有利になりますよ。
LinuCはITエンジニアへの転職に、とてもおすすめの資格です。