未経験からインフラエンジニアになるためには?知っておきたい7つのポイント!

ITの便利さを影で支えるインフラエンジニア。サーバーやネットワークの管理など、専門性が高いスキルが必要であるため、未経験からの転職は難しいと考えられているかもしれません。

ですが、実はインフラエンジニアは、他のエンジニアに比べて未経験からでも転職がしやすい職種なのです。

この記事では、インフラエンジニアへの転職に向けての情報や、準備しておきたいことを7つのポイントに分けて紹介します。

Contents

未経験でもインフラエンジニアに転職できる理由

インフラエンジニアは、未経験からでも転職しやすいと言われています。

その主な理由は、次の3つです。

  • 理由1:特別なスキルが無くてもできる業務がある
  • 理由2:求人・案件が多い
  • 理由3:インフラエンジニアを志望する人が少ない

インフラエンジニアとはどういうものか、確認した後にそれぞれの理由の詳細を説明します。

インフラエンジニアとは?

インフラエンジニアとは、主に会社などの組織に必要なネットワーク環境を、設計・構築・運用するためのスキルを持ったエンジニアのことをいいます。

組織が使うシステムやアプリケーションは、基盤となるサーバーやネットワークが整備されていなければ使用できません。そのような基盤をインフラシステムと言います。このインフラシステムを設計・構築・運用するのがインフラエンジニアの仕事です。

なぜ、インフラエンジニアには未経験からでも転職しやすいのでしょうか?

理由1:特別なスキルが無くてもできる業務がある

他のエンジニアに比べて、特別なスキルを必要としない業務があるためです。

ITエンジニアの業務は広範囲にわたりますが、その中でインフラの状態を監視するオペレーターという業務があります。これはマニュアル通りに行う作業であり、特別なスキル無しにできる業務です。

SE(システムエンジニア)やプログラマーなどのエンジニアは、専門的なスキルが必要であるのに比べて、スキルがまだなくても携われる仕事があるのがインフラエンジニアの特徴です。

未経験の方でも採用対象となるため、転職しやすいと言えます。

理由2:求人・案件が多い

インフラエンジニアは、多くの求人数や案件数があるのも転職しやすい理由です。

ITインフラシステムは、会社など組織の基盤となるもの。さらに、24時間の監視体制が必要であるなど、その運用に関わる人数も一定数以上必要になります。

自社でインフラ体制を整える会社では、チームを作って24時間365日交代制のシフトを作ります。自社では体制を作れない場合は、アウトソーシングされます。このように、多くの組織に、複数のメンバーが必要となるため、求人が多いのです。

例えば、代表的な求人サイトであるindeedさんとdodaさんの求人でインフラエンジニアとプログラマーで比較すると、インフラエンジニアがどれだけ求人が多いかが分かります。

 インフラエンジニアプログラマー
indeed60,407件29,642件
doda5,731件984件

さらに、インフラエンジニア専門の案件サイトもあるほど。

このように、求人が多いことで、インフラエンジニアへの転職はしやすいのです。

理由3:インフラエンジニアを志望する人が少ない

インフラエンジニアを志望する人が少ないこと。これも転職しやすい理由です。

インフラエンジニアの業務は、どちらかと言うと縁の下の力持ち。このようなエンジニアがいることも、あまり有名ではないようです。

下の図は、株式会社ブレイバンステクノロジーズ様が、新卒としてITエンジニアの職種を希望している、東京の四年制大学の学生にアンケートした結果です(2021年12月13日現在)。

希望する職種として、一位はWebエンジニア、二位が制御・組み込みエンジニアになっていて、これらが6割を超えています。インフラ系エンジニアはその後に出てきていますね。

引用元:https://ledge.ai/bravance-infrastructure-engineer-student/

このように、需要の多さに対して、インフラエンジニアという職種を目指している人が少ないこと。これも転職がしやすい理由です。

インフラエンジニアの仕事の種類

インフラエンジニアの仕事の種類について、紹介しましょう。

インフラエンジニアの仕事は、大きく分けると次の3つに分類されます。

  1. 運用オペレーター
  2. 運用管理・保守
  3. インフラシステム設計・構築

下流である1.「運用オペレーター」から、最上流の3.「インフラシステム設計・構築」まで役割が階層化されていて、上流になるほど高いスキルが必要になり、年収もアップします。

インフラエンジニアの平均年収は約546万円と、日本の平均年収約436円よりも高いのですが、下流の業務はインフラエンジニアの中で、平均以下であることが一般的。上流の業務に携わることで平均以上の収入が見込めます。

より上流の仕事をしたい人は、資格を取ることや実務経験を積むことで、積極的スキルアップを目指しましょう。

監視オペレーター

未経験からの転職で最初に担当することが多いのが、監視オペレーター業務です。

主な業務は以下の通り。

  • 通常時にはバックアップテープの保存や、バッチ実行などの定常作業
  • システムにアラートが発生した場合、サーバーやネットワーク機器を確認し、アラートの内容を特定する。手順書に従って、再起動などアラートの内容に沿った復旧作業を行う
  • 手順書の通りの作業で解決できない場合は、すぐに状況を管理者に報告する
  • 作業終了時のレポートを提出

手順書の復旧作業で解決できない場合は、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアが障害対応に当たります。

24時間の稼働が求められるインフラシステムでは、監視オペレーターは必須の役割です。ただし、基本的にはマニュアルに沿った作業なので、特別なスキルや知識が必須というわけではありません。

運用管理・保守

運用管理・保守とは、構築したITインフラを正常に稼働させ続けるための業務です。

主な業務は、以下の3つです。

障害対応

インフラシステムは24時間の稼働が求められますが、機材の故障などはいつか必ず発生します。その前提のもとで監視計画を立てたり、障害に対応する体制を構築したりするのが障害対応です。

また、インフラシステムを使用する環境は常に変化します。例えばユーザーの増加や業務で使うアプリケーションが変わり、通信量が増えるような場合。このような場合には、急にレスポンス(応答速度)が遅くなることもあります。障害とまでは行かなくても、レスポンスの悪化によってユーザーの業務に支障が出ることも想定されるのです。

このようなインフラシステムに問題が発生した場合、即座に対応することが求められます。問題の切り分けを行なって原因を特定し、原因を解決するスキルが必要です。

キャパシティ管理

インフラシステムは、稼働しているうちに、アクセス数やデータ量の増減が発生して、問題になります。

具体的には、ネットワークが遅延したり、ストレージ(データを保管する場所)が足りなくなったりした場合です。このような場合は適宜、インフラとしてのキャパシティ(許容用)を見直し、必要に応じて設備を増強します。

一方、明らかにインフラシステムが大きすぎる場合には、スケールをダウンさせてコストを減らすなどの柔軟な対応も必要です。

他部門との連携

システムに問題があった場合、インフラエンジニアに最初に連絡が来るのが一般的です。

ですが、問題点を切り分けてみると、アプリケーション設定の問題の誤りや、ソフトのバグが原因の場合もあります。

このような場合には他部門と連携を取って、問題点を伝えるのです。

ある程度までインフラエンジニアの方で原因を絞ることで、障害対応までの時間を短縮できます。

インフラシステム設計・構築

インフラシステム設計は、インフラシステムを新規に構築する場合や、既存のシステムを更新する場合に、その全体像を考える業務です。設計は、設計書を作成して完了します。

インフラを作成する目的があるので、設計者はそれを理解し、目的を達成するために必要な機能や性能などを、「要件」としてまとめます。

要件がまとまったら、それを実現するためのインフラシステムを、費用や期間も含めて算定し、設計書を作成します。

インフラシステム構築は、設計書を元に、実際にシステムを作る作業です。

細かく分類すると、下記のような作業を行います。

  • 機器の発注
  • データセンターへの機器の運搬
  • 機器の組み立て、取り付け
  • 機器へのソフトのインストールや設定
  • 動作テスト・負荷テスト

「機器へのソフトのインストールや設定」は、例えばサーバーに関しての作業です。

サーバーを設置した後、LinuxやWindowsサーバーなどのOSをインストールして、更にサーバーの用途に応じたミドルウェア(OSとアプリケーションを関連付けるソフト)をインストールするなど。

また、ネットワークのルーターやスイッチなどの設定も、ここに含まれます。

クラウドサービスの選定

近年、オンプレミス(自社でインフラシステムを構築する)ではなく、クラウドサービスを利用したインフラを用意する会社が増えています。クラウドサービスを利用したインフラシステムの運用・構築では、クラウドサービスを選定する必要があります。

クラウドサービスを利用することで、得られるのは次のようなメリットです。

  • 自社でサーバーを物理的に所有する必要が無くなる
  • 大幅なコスト削減や開発スピードの向上
  • 運用に関するリスクを軽減できる
  • システムのアップデート作業が不要になる

企業のクラウド利用は年々増えているので、クラウドサービスの適切な選定や、クラウド上のサーバーなどを操作するスキルがますます重要になっています。

インフラエンジニアの給与と年収について

インフラエンジニアの年収は、どの程度なのでしょうか。

求人ボックスさんの求人ナビというWebサイトで、日本人の平均年収とインフラエンジニアの年収の比較が可能です。また、クラウドスキルを得ることでクラウドエンジニアになった場合の年収もありましたので、併せて比較してみましょう。

 日本の平均インフラエンジニアクラウドエンジニア
平均年収436円546万円596万円
月収換算36万円※45万円50万円

※日本の平均を12で割って算出

インフラエンジニアになることで、日本の平均よりも110万円もの年収アップを見込めます。

クラウドエンジニアになることで、更に年収が50万円増えています。

参考までに、「システムエンジニア」という枠組みでは、平均年収が556万円です。クラウドエンジニアになることで、システムエンジニアを超える年収が見込めます。

引用元:https://求人ボックス.com/地域別の給料情報

引用元:https://求人ボックス.com/インフラエンジニアの年収・時給

引用元:https://求人ボックス.com/クラウドエンジニアの年収・時給

引用元:https://求人ボックス.com/クラウドエンジニアの年収・時給

未経験からインフラエンジニアを目指すメリット

未経験からインフラエンジニアを目指すと良い、メリットについて紹介します。

転職しやすいメリット

インフラエンジニアは他のエンジニアに比べて、未経験からでも転職しやすいというのがメリットです。

転職しやすい理由は二つあります。

求人が多いのに、希望者が少ないため

ネットワークシステムを使用している会社や組織は、インフラシステムを運用するのが必須。そのうえ、シフトを組んで24時間稼働させるなどの運用を行うことから、多くの要員が必要になります。

一方で、エンジニアの中でインフラエンジニアは、プログラマーなどのアプリケーションエンジニアに比べるとそれほど知られておらず、目指している人数が多くありません。

求人は多く希望者が少ないため、転職しやすい職種です。

特別なスキルを必要としない業務があるため

インフラエンジニアは業務の幅がとても広く、未経験の方でも携われる業務から、高度なスキルを必要とするものまでをその範囲としています。

プログラマーなどとは異なり、スキルがまだない段階から携われる業務があること。そのために未経験の方でも求人があるので、採用されやすいのです。

キャリアの選択肢が多い

インフラエンジニアは幅広いIT分野を担当します。そのため、キャリアの選択肢が広いのがメリットです。

一般的に、インフラエンジニアから専門性を高めたい場合、次の4つの選択肢があります。

  • サーバーエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • データベースエンジニア
  • クラウドエンジニア

さらに、エンジニアとしては現場を離れた、次のようなキャリアプランもあります。

  • プロジェクトマネージャー
  • コンサルタント

このように、インフラエンジニアのキャリアプランは多岐に渡ります。キャリアを選びやすいのもインフラエンジニアのメリットです。

安定・将来性

インフラエンジニアは、職業としての安定性や将来性が高いこと。これも転職のメリットです。

インフラシステムはITの基盤となる部分であり、ITが世の中から無くならない以上は必須。そして、ITサービスの市場は、今後ますます拡大すると予想されています。

引用元:https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ48879822

IT専門調査会社であるIDC Japan株式会社様の、国内ITサービス市場における支出額予想のグラフを引用しました(2022年3月時点)。

線グラフである前年比成長率は、2021~2026年に渡って平均2.8%で推移すると予測しています。それに伴って、棒グラフが表す支出額も、年々増加していることがわかります。

このグラフからも分かる通り、ITサービスは拡大することが予測されており、インフラ設備は今後も増えていくでしょう。インフラエンジニアは将来に渡って必要とされる職種であり、安定しているといえます。

取っておきたい資格

インフラエンジニアは業務の幅がとても広く、未経験者の方でも携われる業務はあります。

ただ、早くから上流の業務にエンジニアとして携わりたい場合、資格を取得することでスキルを身に着けてから転職することで、希望が叶いやすくなります。

評価の高い資格を得ることで、一定以上のスキルを客観的に証明できるからです。

インフラエンジニアがスキルアップするためにおすすめなのが、次のふたつの資格です。

  • LPIC(エルピック)
  • CCNA(シーシーエヌエー)

LPIC

LPIC(エルピック)は、Linux(リナックス)のスキルを証明します。

この試験は2000年から全世界で行われており、企業の評価も高い認定資格です。

引用元:https://www.lpi.org/ja/our-certifications/lpic-1-overview

Linuxは、インフラシステムのなかでは、サーバーOSとして利用されます。国内でのシェアも最も多いので、Linuxのスキルはサーバーエンジニアとして重要です。

LPICにはレベル1から3まで三段階あるのですが、転職のアピールとしてはレベル1で十分。コマンド操作やネットワーク、セキュリティなど実践的な知識とスキルが必要なので、実績が乏しい未経験の方であっても、スキルと知識があることを証明できます。

LPICの詳細は、LPICとはどんな資格?難易度から勉強方法まで解説!の記事にもまとめていますので、参考になさってください。

CCNA

CCNA(シーシーエヌエー)は、インフラシステムの中でもネットワークを中心に関わりたい方におすすめの資格です。

引用元:https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/associate/ccna.html

CCNAとは、シスコ社(Cisco)によるシスコ技術者認定試験のひとつ。シスコは主にルーターやハブなどのネットワーク機器を販売していて、そのシェアはダントツで世界1位の企業です。

引用元:https://deallab.info/router/

シスコ技術者認定試験は、日本では1994年から続いていて、採用する企業からも評価の高い資格です。

CCNAの認定を受けることで、下記の基本的な知識やスキルがあることの証明になります。

  • ネットワークの基礎知識
  • シスコ社のネットワーク機器の操作

具体的には、IPアドレス設定や、ルーティングなどの用語や概念の理解と、それらをCisco製ネットワーク機器で実現するための設定スキルです。

これらは現場のネットワークエンジニアが初期段階で学ぶことですが、CCNAはそのようなスキルを広く網羅しています。そのため、合格して認定を受けていれば、未経験で実績は無くても、ネットワークエンジニアとして現場で使えるスキルがあることを証明できるのです。

CCNAについての詳細は、CCNAとはどんな資格?難易度から勉強方法まで解説!の記事にもまとめていますので、ご興味があれば参照してください。

資格取得のためのおすすめの勉強方法

LPICやCCNAの学習方法について、紹介します。

これらの資格を転職に活かしたい場合は、取得までにあまり時間をかけ過ぎないことが大事です。それと同時に、共に実務で役に立つスキルを学べる資格。学習を通じてしっかりとスキルを身に着けましょう。

ここでは書籍+Webを使った独学の方法と、IT/プログラミングスクールで学ぶ方法について紹介します。

独学での勉強方法

LPICやCCNAに独学で合格のためには、書籍とWebサイトでの学習で合格可能です。

  1. 書籍で試験範囲全体を把握する
  2. そのうえでWebサイトに公開されている沢山の問題を解く

方法です。

まず、試験用の参考書を読む

まずは試験用の参考書を1冊だけ購入しましょう。そして全体を読み流します。

試験用の書籍は分厚いので驚いてしまうかもしれませんが、安心してください。この時点では覚えようとしなくて大丈夫です。もちろん、ノートも取らなくてOK。

スピーディーに、前回の記憶が少し残っているぐらいの期間で、繰り返して目を通します。具体的には1~2週間に1周、これを2、3周繰り返すイメージです。

ここでの目的は、知識を付けることではありません。表面的に読み流しながら、試験範囲の全体像を把握するということです。試験範囲全体の地図を頭に描くことで、その後に学んだことが「この分野の話だな」と見当がつくようになります。地図をベースにすることで、整理しながら体系付けた知識の積み重ねができるようになるのです。

たくさんの類題を解く

試験範囲の地図を頭の中にある程度描けたら、あとは沢山の類題を解きましょう。

問題に答えようとすることで、答えられない問題に気づけます。そのたびにテキストに戻って復習することで、知識として定着させるのです。

LPIC-1もCCNAも、メジャーな資格なので、過去問や類題はWebサイトでも多く公開されていますよ。問題を出題するスマホアプリも多数公開されているので、通勤の途中などに解いてみるのも良いですね。

繰り返し問題を解く中で回答できない問題が無くなったら、合格は近いでしょう。

IT /プログラミングスクールで学ぶ

独学では時間がかかりすぎてしまう場合、あるいは少しでも早く転職先を決めたい場合は、IT/プログラミングスクールで学ぶことをおすすめします。

IT/プログラミングスクールには、以下のようなメリットがあります。

  • 短期間での合格が見込めるカリキュラムが用意されている
  • 実務経験のある講師に、現場で活かせるスキルを直接学べる
  • コマンド操作などを、実機を使って体験できる
  • 転職へのサポートや斡旋まで、サービスに含まれるスクールがある

独学よりもお金はかかりますが、短期間で効率的に学び、サポートによって就職も早まるので、投資した資金も回収しやすいと考えられます。

LPIC-1やCCNA取得について学習できるうえに就職のサポートも得られる、おすすめのスクールをいくつかご紹介します。

LPIC:CODE×CODEのクラウドエンジニアコース

CODE×CODEの「クラウドエンジニアコース」は、LPIC-1を取得のためのコースです。

このコースの特徴は、Linuxの知識を「クラウドエンジニア」として活かすための学習ができること。LPIC合格のための勉強と共に、現在世界でトップシェアのクラウドコンピューティングサービスである、Amazon Web Service(通称AWS:エーダブリューエス)を学べるのです。Linuxと共にAWSを学ぶことで、クラウドエンジニアとしての転職も目指せるコースです。

クラウドエンジニアの平均年収は高い傾向にあるので、クラウドについても学べるこのコースはおすすめです。

また、キャリアの相談や企業紹介など転職のサポートに強く、受講者の満足度も高いのもおすすめポイント。

  • 就職成功率:97%
  • 受講満足度:4.2 / 5
  • 紹介企業への内定が決定したら、受講料から80,000円キャッシュバック

他にも学割やキャンペーンなどが用意されています。相談ができるオリエンテーションが無料で申し込めるので、ご興味があれば一度ご確認くださいませ。

身に付くスキルLPIC、AWS他
受講期間8週間~12週間が目安 最大16週間
料金228,000円(税込)
【学割】を適用すると半額(114,000円・税込)で受講可能
【スクール経由での就職決定】で80,000円のキャッシュバック
※詳細は要お問合せ
受講スタイルオンラインによる学習。
チャットサポート(対応時間は10時~22時まで)や週1回のメンタリングあり
就職サポートカウンセリング、企業の紹介、各種書類添削、面接対策
公式サイトhttps://codexcode.jp/#course

LPIC:WinスクールのLPIC対策講座

引用元:https://www.winschool.jp/guidance/program/lpic.html

WinスクールのLPICコースは、LPIC レベル1に合格するための知識を、Linuxの実機環境を使って学習できるコースです。

オンライン対応と共に、マスターレッスン(オンラインと講師による対面の直接指導を組み合わせた講義)に対応しています。個人レッスンが充実していて、講師一人に平均3人、最大でも5人までの制限を設けた、きめ細やかな指導が魅力です。

就職・転職サポートも充実しています。

専任の就職カウンセラーがいるため、就職やキャリアについての相談も可能。また、無料で参加できる就職支援セミナーでは、業界の最新情報が得られます。

手厚いサポートによって、受講生の93%が未経験者であるにもかかわらず、就職率は96%となっています。

身に付くスキルLPIC他
受講期間3カ月(150分×10回(25時間))
料金受講料:税抜150,000円(税込165,000円) +入学金:税抜18,000円(税込19,800円) +教材費:税抜6,000円(税込6,600円)
受講スタイルオンライン対応。マスターレッスン(オンラインと対面の併用)対応
就職サポートカウンセリング、就職支援セミナー実施、各種書類添削、面接対策
公式サイトhttps://www.winschool.jp/guidance/program/lpic.html

CCNA:CODE×CODEのフルスタックエンジニアコース

CODE×CODEには、フルスタックエンジニアコースがあります。

フルスタックエンジニアとは、開発やインフラといった、分野や工程にとらわれず活躍出来るITエンジニアのこと。このコースではCCNAの取得と共にPython(パイソン)も学ぶことで、フルスタックエンジニアとして選べる転職先の幅を広げることが狙いです。

Python はAIや機械学習、データ解析などが得意な将来性の高いプログラミング言語で、2022年現在最も人気のあるプログラミング言語です。

ネットワーク機材というハードを扱えるのに加えて、Pythonによって作業の自動化やデータ解析が行えるネットワークエンジニアは、他のエンジニアとの差別化が可能。より評価が高まります。

CODE×CODEは、キャリアの相談や企業紹介など転職のサポートに強く、受講者の満足度も高いのがおすすめポイント。

  • 就職成功率:97%
  • 受講満足度:4.2 / 5
  • 紹介企業への内定が決定したら、受講料から80,000円キャッシュバック

他にも学割やキャンペーンなどが用意されています。相談ができるオリエンテーションが無料で申し込めるので、ご興味があれば一度ご確認くださいませ。

身に付くスキルCCNA、Python
受講期間1ヶ月〜最長3ヶ月程度を想定
料金228,000円(税込)
【学割】を適用すると半額(114,000円・税込)で受講可能
【スクール経由での就職決定】で80,000円のキャッシュバック
※詳細は要お問合せ
受講スタイルオンラインによる学習。
チャットサポート(対応時間は10時~22時まで)や週1回のメンタリングあり
就職サポートカウンセリング、企業の紹介、各種書類添削、面接対策
公式サイトhttps://codexcode.jp/#course

CCNA:ネットビジョンアカデミー

引用元:https://www.netvisionacademy.com/lp/

CCNAネットビジョンアカデミーは、3つの大きな特徴を持つスクールです。

  • 無料で受講できる
  • CCNA合格率が99%
  • 就職率が98%

無料で受講できる上にCCNA合格率が99%なのですから、非常に経済的。

ただし、以下のような条件があります。

  • 対象年齢は18歳〜31歳に制限
  • CCNAを取得後、転職活動が可能な方
  • 東京、大阪いずれかにて勤務可能な方

サービスは20代向けであり、無料となるのは18歳~31歳まで。32歳以上の方は税込15万円の有料コースとなってしまうので注意しましょう。

東京・大阪の企業への転職活動も条件です。

対象の企業は関東圏内なのですが、地方在住者には最大2カ月無料でシェアハウスに住めるという上京サポートも行われています。

無料で、CCNAの資格を取得と共にエンジニアになりたい20代の方には、おすすめのスクールです。

身に付くスキルCCNA
受講期間1ヶ月の研修期間と2ヶ月の就職活動期間
料金無料 ただし、31歳以上は税込15万円
受講スタイルオンライン/対面受講のいずれか
就職サポート履歴書添削、模擬面接練習、企業との日程調整
公式サイトhttps://www.netvisionacademy.com/lp/

未経験からインフラエンジニアになる!会社選びのポイント

未経験からの会社選びのポイントを紹介します。

下記のポイントについては、事前に調べたり面接で確認したりしましょう。

希望する業務に携われる

希望する業務に携われるかは、エンジニアとしての会社選びに、とても重要なポイントです。

インフラエンジニアは、サーバーやネットワーク、クラウドなど様々な分野があります。

例えば、サーバーエンジニアを極めたいという希望があるにもかかわらず、会社がネットワーク関連の業務しか受けていない場合、希望する業務に携われなくなります。

エンジニアは、業務の中でスキルアップするのが基本です。

せっかく転職するのですから、希望する業務に関われるか、確認しましょう。

上流工程も請け負っている

インフラエンジニアは実務経験を積む中で、設計・構築などの上流工程を目指したくなることがあります。業務として上流工程を請け負っていない会社だと、その道が無くなってしまうのです。

また、上流工程を請け負える会社は社員のスキルが高く、現場でもよりスキルアップにつながります。

上流工程まで請け負っている会社であるかは、将来を見据えた会社選びのポイントです。

未経験でインフラエンジニアになりたい人のよくある質問

インフラエンジニアになりたい人が知りたい、よく受ける質問をまとめました。

Q:未経験からでも、インフラエンジニアになれますか?

A:はい、なれます!求人が多くて、未経験からでも携われる業務があるからです。

Q:インフラエンジニアには、どんな仕事がありますか?

A:幅広い仕事があります。監視オペレーター、運用、システムの設計や構築などです。

Q:インフラエンジニアの年収は高いほうですか?

A:はい。求人ボックスさんのサイトによると、日本の平均よりも年収で110万円高いことがわかります。

Q:インフラエンジニアになるメリットはありますか?

A:インフラエンジニアは未経験からでも転職しやすい上に、安定していて将来性も高いことがメリットです。

Q:インフラエンジニアを目指すのに、勉強しておいた方が良いことはありますか?

A:LPIC レベル1かCCNA、これらの資格は評価が高いので、転職に有利になります。

Q:資格を取るのに、おすすめの勉強方法は?

A:書籍による独学も可能です。短期間で資格を取って就職のサポートまで受けられる、スクールを利用するのもおすすめです。

Q:インフラエンジニアになるのに、スクールを選ぶメリットは何でしょう?

A:短期間で合格できるカリキュラムや、実務経験のある講師に学べること。また就職サポートを受けられるスクールならば、そのまま転職に繋げることもメリットです。

未経験からでもインフラエンジニアとして活躍するために

インフラエンジニアは、ITの基盤となるインフラシステムを扱う、会社や社会にとって重要な業務です。

コロナの影響もあり、ITに対する社会のニーズが更に高まる中、インフラエンジニアの役割もますます重要になるでしょう。

インフラエンジニアは、未経験からでも携われます。

エンジニアになれば、努力次第で立場や収入を上げていくことも可能です。この記事を参考にして、資格を取るなどのスキルアップを目指しながら、転職にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

この記事の著者