未経験からクラウドエンジニアになるには?必要なスキル・学習方法・資格を徹底解説!

企業のインフラシステムの構築・運用を担うクラウドエンジニアの需要は、非常に高まっています。

各企業はコロナ禍の中業務のIT化を推進、2022年度以降には、クラウド化への投資をさらに増やそうとしているためです。

インフラシステムとクラウドサービスを熟知して、クラウド化への投資に対する利益を最大化できるクラウドエンジニアの需要は、今後爆発的に増加することが予想されます。

この記事では、いま人気のクラウドエンジニアには未経験からでも転職できるのか、どうすれば転職できるのかについて、具体的に説明しています。

未経験からでもクラウドエンジニアへの転職をお考えの方は、ぜひこの記事を参考になさってください。

未経験からクラウドエンジニアになれるのか

結論としては、未経験からクラウドエンジニアになることは、可能です。

ただし、未経験でスキルが無いままでは難しいので、資格を得るなど客観的に評価されるスキルを身につけることをおすすめします。

未経験でスキルが無いままでは難しい理由

スキルが無いままクラウドエンジニアに転職することが難しい理由は、クラウドエンジニアには、クラウドサービスに関する知識と共に、幅広いインフラシステムのスキルが求められるからです。

クラウドサービスでは物理的な機器を直接扱うことが無くなり、サービスの管理画面からインフラ全体を扱えるようになりました。そのため、クラウドエンジニア1人が広くインフラシステム全般を運用することになり、高度なインフラエンジニアと同様、幅広い知識やスキルが必要になったのです。

このようにクラウドエンジニアに要求されるスキルが高いため、企業も全くの未経験者を採用するのが難しい。そのため、未経験でスキルや知識が無いままの転職は難しいのです。

資格やスクールで学ぶことでスキルのアピールが可能!

ただし、クラウドエンジニアに求められるのは、SEやプログラマーのような深い専門的なスキルではありません。

インフラシステムとクラウドサービスに関する基本的なスキルをしっかりと学んでいれば、実務での理解もスムーズになり、実務の中でスキルアップすることが見込めます。

特に、資格取得やスクールで学ぶことで得たスキルは、採用する企業に対しても一定以上のスキルがあることをアピールできるので、未経験からでも採用される可能性が高まります。

インフラシステム関連のスキルには、スタンダードな資格があり、体系的に学べるスクールも充実しているので、スキルアップのプランも立てやすいですよ。

クラウドエンジニアの仕事内容とは

クラウドエンジニアの業務は、クラウドサービスを活用したインフラシステムの設計、構築、運用管理・保守です。

インフラエンジニア業務の中で、クラウドサービスも活用するのがその役割となります。

インフラシステム設計

インフラシステム設計とは、システムの全体像を考える業務です。

新たにインフラシステムを計画する場合には、クラウドサービスを使ったインフラシステムの新規構築や、既存のオンプレミスのシステムをクラウドサービスに移行する場合などがあります。

設計とは、これらのインフラシステム全体を計画する作業であり、設計書などのドキュメントにまとめることで完了します。

インフラシステムの作成には、その目的があるはずです。設計者はその目的を理解し、それを達成するために必要な機能や性能などを、「要件」としてまとめます。要件がまとまったら、それを実現するためのシステムの全体像を、費用や期間も含めて算定するのです。

具体的には、どのクラウドサービスのどのサービスを組み合わせることで、要件を満たすシステムを作れるのか検討します。場合によっては一部をオンプレミスにしたり複数のクラウドサービスを併用したりすることもあるので、クラウドサービスを良く理解していると共に、インフラエンジニアとして広く全体を見渡す知識やスキルも必要です。

インフラシステムの構築

設計書の通りにインフラシステムを構築するのが、インフラ構築作業です。

オンプレミスとは異なり、インフラ構築はクラウドサービスの管理画面から設定する作業なので、実際の機器の運搬・設置などは不要になりました。

ただし現場によっては、クラウド上のサーバーにOSやミドルウェア(OSとアプリケーションを繋げるソフトウェア)をインストールしたり、運用を自動化するための簡単なプログラムを作成したりするなどの作業は、引き続き必要です。

また、システムの構築後には、サーバーやネットワークが要件通りに動作するか、通信テストや負荷テストの計画を策定し、実施します。

インフラシステム運用管理・保守

構築したインフラシステムは、アプリケーションなどが安定して稼働し続けるように、運用管理・保守を行う必要があります。

とはいえオンプレミスとは違って、物理的なサーバーコンピューターやネットワーク機器ひとつひとつを監視する作業は不要。クラウドサービスには運用管理のためのサービスも用意されているので、ソフトウェアとして管理画面から確認するだけで済みます。エラーが発生した場合に行うアクションも、サービスによって自動化できるため、対応の作業も大きく簡略可能です。

またクラウドサービスは従量制であり、使用するリソースの量を柔軟に変更できます。システムの通信量やアクセスの増減によって、サービスの使用量を調整してコスト管理することも、大切な業務です。コスト管理のためのサービスも用意されているので、使用状況の確認やサービス変更も簡単に実施できます。

気になるクラウドエンジニアの年収について

クラウドエンジニアになることで、高い年収が見込めます。

求人ボックスさんの「給料ナビ」というWebサイトで、日本人の平均年収とインフラエンジニア、そしてクラウドエンジニアの年収が公開されていたので、比較しました(2022年3月31日現在)。

 日本の平均インフラエンジニアクラウドエンジニア
平均年収436円542万円595万円
月収換算36万円※45万円50万円

※日本の平均を12で割って算出

インフラエンジニアになることで、日本の平均よりも106万円もの年収アップを見込めます。そのうえ、クラウドエンジニアになることで、更に年収が53万円増えています。

参考までに、「システムエンジニア」という枠組みでは、平均年収が556万円です。クラウドエンジニアが595万円なので、システムエンジニアも超える年収も見込めます。

 システムエンジニアクラウドエンジニア
年収556万円595万円

クラウドに関するスキルを身につけることで、大きな収入アップにつながることがわかります。

引用元:https://求人ボックス.com/地域別の給料情報

引用元:https://求人ボックス.com/インフラエンジニアの年収・時給

引用元:https://求人ボックス.com/クラウドエンジニアの年収・時給

引用元:https://求人ボックス.com/クラウドエンジニアの年収・時給

クラウドエンジニアに求められるスキル

クラウドエンジニアは、従来のインフラエンジニアに比べ、一人に求められるスキルがより広がりました。

従来のオンプレミス環境では、様々なエンジニアが分業で運用することが一般的でしたが、クラウドサービスでは、インフラシステム全体を一つの画面から操作することが増えたため、クラウドエンジニアには、インフラ全般に携わるスキルが求められるようになったのです。

クラウドエンジニアに求められるスキルは、次の通りです。

それぞれについて、詳しく説明します。

サーバー・OSに関するスキル

クラウド上のサーバーにOSやミドルウェア(OSとアプリケーションを繋ぐソフトウェア)をインストールすること、そしてサーバーとして各種設定することなどは、オンプレミスでのサーバーコンピューター操作と同様に求められるスキルです。

クラウドサービスには、OSやミドルウェアも設定済みで提供されるものもありますが、サーバーを操作するスキルがあることで、より安価に、柔軟にクラウドサービスを利用できます。

ネットワークに関するスキル

ネットワークに関するスキルも、引き続き必要です。

クラウド上に構築したサーバーやシステムは、ネットワークを経由して使用するからです。また、ハイブリッド環境(クラウドサービスとオンプレミスを組み合わせて使う)やマルチクラウド環境(複数のクラウドサービスを併用する)の場合も、それぞれのシステムをネットワークで接続する必要があります。

クラウドサービスがネットワークでアクセスする以上、ネットワークのスキルも引き続き必要なのです。

セキュリティに関するスキル

クラウドエンジニアには、セキュリティ対策のスキルも必要です。

クラウドサービスでは、セキュリティ対策も実施してくれているので、ウイルス対策などについては安心な部分はあります。しかし万全ではありません。

従来のオンプロミス環境とは異なり、お客様先などの外部からもインフラシステムにアクセスすることも可能になるため、セキュリティを堅持しながら利便性を損ねない、適切なアクセス管理が必要です。

また、顧客情報や社内機密など、流出が許されないデータの置き場所に関しては、オンプレミス環境に置いた方が良いかもしれません。

このように、企業が抱えるリスクを見極めることと共に、それに沿ったセキュアなインフラシステムを、クラウドサービスやオンプレミスの利用も含めて設計・運用するスキルが求められるのです。

クラウドサービスに関する知識

クラウドサービスに関する知識も、当然必要です。

操作画面からの操作方法だけではなく、各サービスの特性を理解することや、常に進化を続けるサービスについてキャッチアップを続けることで、クラウドサービスによる利益を最大化することが求められます。

現場ではどのクラウドサービスが使われているのか、市場調査会社のcanalysは下記の通り伝えています。

引用元:https://canalys.com/newsroom/global-cloud-services-Q4-2021

上位3つのサービスは下記の通りです。

1位AWS(エーダブリューエス:Amazon Web Service)33%
2位Microsoft Azure(マイクロソフト アズール)22%
3位Google Cloud(グーグルクラウド)9%

トップシェアのAWSは、多くの現場で使用されているサービスです。学んでおくと転職へのアピールとなるでしょう。

クラウドエンジニアへの転職に有利な資格

未経験からクラウドエンジニアへの転職を目指す場合、資格の取得は必須と言っても良いかもしれません。

クラウドエンジニアは幅広いスキルが求められます。未経験で実務経験のない方が一定以上のスキルを証明するためには、資格が必要になるためです。

未経験からクラウドエンジニアに転職する場合に、高い評価の得られるおすすめの資格は次の4つです。

  • LPICレベル1
  • CCNA
  • 応用情報技術者試験
  • AWSクラウドプラクティショナー

それぞれの資格について説明します。

LPIC レベル1

LPIC(エルピック)は、Linux(リナックス)のスキルを証明する資格です。

引用元:https://www.lpi.org/ja/our-certifications/lpic-1-overview

Linuxは、インフラシステムのなかではサーバーOSとして利用されます。それはクラウドサービス上のサーバーでも同様で、Linuxは事実上の標準OSです。

また、クラウドサービスのトップシェアであるAWSやMicrosoft AzureもそれぞれLinuxサービスを提供しているため、クラウドエンジニアとしての業務でもLinuxのスキルは評価されます。

LPICにはレベル1か3まで難易度によって三段階に分かれますが、転職のアピールとしてはレベル1で十分です。コマンド操作やネットワークの知識など、実践的なスキルが身につくので、転職後の実務にも学んだことを活かせます。

LPICの詳細は、LPICとはどんな資格?難易度から勉強方法まで解説!の記事にもまとめていますので、参考になさってください。

CCNA

CCNA(シーシーエヌエー)は、ネットワークのスキルを証明する資格です。

引用元:https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/associate/ccna.html

CCNAとは、シスコ社(Cisco)によるシスコ技術者認定試験のひとつ。シスコは主にルーターやハブなどのネットワーク機器を販売していて、そのシェアはダントツで世界1位の企業です。

引用元:https://deallab.info/router/

CCNAはネットワーク試験の登竜門的な試験として知名度が高く、ネットワークの基礎知識を持つことの証明になります。

クラウドサービスを使用したインフラシステムであっても、ネットワークの知識は必要です。クラウドサービスではネットワーク機器を直接扱う機会は少ないかもしれませんが、オンプレミス環境とクラウド環境を組み合わせる場合や、複数のクラウドサービス併用する場合にも、それらを接続するために必須のスキルとなります。

CCNAについての詳細は、CCNAとはどんな資格?難易度から勉強方法まで解説!の記事にもまとめていますので、ご興味があれば参照してください。

応用情報技術者試験

引用元:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html

応用情報技術者試験は、経済産業省が管轄するIPA(情報処理推進機構)が実施している日本の試験です。LPICやCCNAのように特定の企業やOSに依存しない、汎用的で幅広いIT知識が問われます。

クラウドエンジニアには、オンプレミスの時代よりも一人に対して求められるスキルが広がっています。この試験は、システム構築からネットワーク、セキュリティなどのIT知識全般を範囲とする資格なので、採用する企業に対して大きなアピールになります。

この資格の下位に、基本情報技術者試験という資格があります。難易度は基本情報の方が少し低いのですが、以下の3点から応用情報試験を目指すことをおすすめします。

  • 応用情報技術者試験の方が、転職に際しては評価が高い
  • 試験範囲に、プログラミングが無い(基本情報はプログラミングあり)
  • 上位のスペシャリスト試験を受験する際、受験範囲の半分が免除される

AWS クラウドプラクティショナー

引用元:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/

AWS クラウドプラクティショナーは、AWS認定試験の中で最も基礎レベルの試験です。

この資格を取得することで、AWSクラウドサービスに関する基本的な知識とスキルを持ち、総合的な理解ができていることを証明します。

AWS認定試験とは、クラウドサービスの中でトップシェアであるAWS(エーダブリューエス:Amazon Web Services)公式の認定試験のこと。AWS認定試験は人気の高い資格で、日経クロステックさんの調査によると、2020年・2021年と、「これから取りたいと思うIT資格」1位に選ばれている資格です。

引用元:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01810/100800002/

AWSは、多くの現場で使用されているクラウドサービスです。AWS クラウドプラクティショナーの取得は、未経験からのクラウドエンジニアへの転職であっても、大きなアピールになることでしょう。

未経験者がクラウドエンジニアになるための学習方法

未経験の方が、スキルを身に着けないままでクラウドエンジニアに転職するのは、少し難しいと言えます。クラウドエンジニアは、上流のインフラエンジニアと同様に、インフラシステムについての幅広いスキルも求められる職種であるからです。

ただし、SEやプログラマーのように、深いスキルが必要なものではありません。インフラシステムに関連する基本的な知識やスキルがあれば、転職には大きなアピールになります。

インフラシステム関連のスキルは、スタンダードな資格があり、体系的に学べるスクールも充実しています。

クラウドエンジニアへの転職に有利になる、学習方法を紹介します。

資格を取得することと、転職のサポートを受けること

未経験の方がクラウドエンジニアに転職するのに、インフラ系の資格を取得するのはオススメです。

資格があることによって、企業に対して、一定以上のスキルがあることを証明できるためです。

資格やスキルを効率的に取得することに加えて、そのスキルを転職にも効果的に活かすには、IT/プログラミングスクールの活用がおすすめです。

IT/プログラミングスクールには、以下のようなメリットがあります。

  • 短期間での資格合格が見込めるカリキュラムが用意されている
  • 実務経験のある講師に、現場で活かせるスキルを直接学べる
  • コマンド操作などを、実機を使って体験できる
  • 転職へのサポートや斡旋まで、サービスに含まれるスクールがある

独学よりもお金はかかりますが、短期間で効率的に学び、サポートによって就職も早まるので、投資した資金も回収しやすい点もおすすめです。

インフラ系の資格の取得と共に就職のサポートも得られる、おすすめのスクールをいくつかご紹介します。

CODE×CODEのクラウドエンジニアコース

CODE×CODEの「クラウドエンジニアコース」は、LPIC-1を取得のためのコースです。

このコースの特徴は、Linuxの知識を「クラウドエンジニア」として活かすための学習ができること。LPIC合格のための勉強と共に、現在世界でトップシェアのクラウドコンピューティングサービスである、Amazon Web Service(通称AWS:エーダブリューエス)を学ぶことで、クラウドエンジニアとしての転職を目指せるコースです。

クラウドエンジニアへの転職として、理想的な組み合わせのスキルを学べます。

また、キャリアの相談や企業紹介など転職のサポートに強く、受講者の満足度も高いのもおすすめポイント。

  • 就職成功率:97%
  • 受講満足度:4.2 / 5
  • 紹介企業への内定が決定したら、受講料から80,000円キャッシュバック

他にも学割やキャンペーンなどが用意されています。相談ができるオリエンテーションが無料で申し込めるので、ご興味があれば一度ご確認くださいませ。

身に付くスキルLPIC、AWS他
受講期間8週間~12週間が目安 最大16週間
料金228,000円(税込) 【学割】を適用すると半額(114,000円・税込)で受講可能 【スクール経由での就職決定】で80,000円のキャッシュバック ※詳細は要お問合せ
受講スタイルオンラインによる学習。チャットサポート(対応時間は10時~22時まで)や週1回のメンタリングあり
就職サポートカウンセリング、企業の紹介、各種書類添削、面接対策
公式サイトhttps://codexcode.jp/#course

エンジニアカレッジ

引用元:https://engineercollege.jp/

エンジニアカレッジは、転職後を見据えた実践的なスキルを身に着ける研修を受けられます。Linux、ネットワーク、セキュリティ、クラウドなど、インフラエンジニアとして必要なスキルを、250時間以上のカリキュラムで学びます。

また、エンジニアカレッジは、無料で学べるスクールです。

無料で学べる理由は、転職斡旋先となる企業から協賛金を得ているため。なので、紹介される転職先は、協賛企業に限られる点は注意が必要です。

就職・転職サポートも充実しており、就職率は96.2%。

技術のみならず、ビジネスマナーなどの習得も可能です。

身に付くスキルLinux、CentOS、ネットワーク、セキュリティ、AWS、データベース他
受講期間Skype個別研修では約1.5ヵ月 通学授業実戦形式では約2ヵ月
料金無料
受講スタイルSkype個別研修、通学個別研修、通学授業実戦形式
就職サポートビジネスマナー、履歴書/職務経歴書作成、面接対策、就職先の詳細情報、専用のアドバイザー対応
公式サイトhttps://engineercollege.jp/

CODE×CODEのフルスタックエンジニアコース

CODE×CODEには、フルスタックエンジニアコースがあります。

フルスタックエンジニアとは、開発やインフラといった、分野や工程にとらわれず活躍出来るITエンジニアのこと。このコースではCCNAの取得と共にPython(パイソン)も学ぶことで、幅広いスキルが求められるクラウドエンジニアとしての準備ができます。

CCNAは、インフラシステムに必須であるネットワークのスキルを証明できる、評価の高い資格。Python 2022年現在最も人気のあるプログラミング言語で、ネットワーク管理ツールの開発が可能です。

Pythonによるソフト開発は、主要なクラウドサービスでサポートされています。

さらに、近年開発者(Dev)と運用者(Ops)の連携によって開発の短期化や運用の安定を目指すDevOps(デブオプス)という手法が増えています。DevOpsサービスも主要なクラウドサービスでも提供されていますが、PythonはDevOpsでも使われている言語です。

フルスタックエンジニアとしてスキルを磨くことで、クラウドサービスを使ったDevOps担当などの経験を積めるかもしれません。

CODE×CODEは、キャリアの相談や企業紹介など転職のサポートに強く、受講者の満足度も高いのがおすすめポイント。

  • 就職成功率:97%
  • 受講満足度:4.2 / 5
  • 紹介企業への内定が決定したら、受講料から80,000円キャッシュバック

他にも学割やキャンペーンなどが用意されています。相談ができるオリエンテーションが無料で申し込めるので、ご興味があれば一度ご確認くださいませ。

身に付くスキルCCNA、Python
受講期間1ヶ月〜最長3ヶ月程度を想定
料金228,000円(税込) 【学割】を適用すると半額(114,000円・税込)で受講可能 【スクール経由での就職決定】で80,000円のキャッシュバック ※詳細は要お問合せ
受講スタイルオンラインによる学習。チャットサポート(対応時間は10時~22時まで)や週1回のメンタリングあり
就職サポートカウンセリング、企業の紹介、各種書類添削、面接対策
公式サイトhttps://codexcode.jp/#course

ネットビジョンアカデミー

引用元:https://www.netvisionacademy.com/lp/

CCNAネットビジョンアカデミーは、3つの大きな特徴を持つスクールです。

  • 無料で受講できる
  • インフラ系資格であるCCNA合格率が99%
  • 就職率が98%

無料で受講できる上にCCNA合格率が99%なのですから、非常に経済的。

ただし、以下のような条件があります。

  • 対象年齢は18歳〜31歳に制限
  • CCNAを取得後、転職活動が可能な方
  • 東京、大阪いずれかにて勤務可能な方

サービスは20代向けであり、無料となるのは18歳~31歳まで。32歳以上の方は税込15万円の有料コースとなってしまいます。

また、東京・大阪の企業への転職活動が条件なので、その点も注意しましょう。

無料で、CCNAの資格を取得と共にエンジニアになりたい20代の方には、おすすめのスクールです。

身に付くスキルCCNA
受講期間1ヶ月の研修期間と2ヶ月の就職活動期間
料金無料 ※ただし、31歳以上は税込15万円
受講スタイルオンライン/対面受講のいずれか
就職サポート履歴書添削、模擬面接練習、企業との日程調整
公式サイトhttps://www.netvisionacademy.com/lp/

未経験からの転職に強い転職エージェントを利用する

未経験からクラウドエンジニアに転職したい場合、転職に強いエージェントを利用するのがとても有効です。

なぜ、転職エージェントを利用するのが有効なのか

なぜ、転職エージェントを利用するのが有効なのでしょうか。

それは、実績のあるエージェントは、どのような準備が転職の成功につながるのか、さまざまなケースのノウハウを持っているためです。

例えば、「未経験者がクラウドエンジニアになりたい」という場合も、どのような準備をすれば転職できる可能性が高まるか、どのような手順で転職に成功できるのか、情報を蓄積しています。個人で試行錯誤するよりも、早く、高い可能性で転職に成功できるのです。

また、実績のあるエージェントは、これまでに多くの企業とコネクションを持っています。そのため、各企業の現場の文化や、転職後のクライアントがどのような境遇で仕事をするのかを知っています。「転職ガチャ」などという言葉もありますが、せっかく転職した企業が希望していたような職場でなかったら大変です。そういったミスマッチを避けて希望に近い企業を紹介してもらえるという点でも、転職エージェントの活用は有効なのです。

CODE×CODEのキャリアサポート

CODE×CODEは、受講生に対して転職に向けたキャリアサポートを行っています。

CODE×CODEのキャリアサポートは、就職成功率は97%と、高い水準を維持しています。

CODE×CODEのキャリアサポートの特長を紹介します。

  • サポートも受講料に含まれているので、追加料金が不要
  • 講師とは別に、専門のキャリアカウンセラーがサポートを担当する
  • 担当カウンセラーとのカウンセリングにより、希望する職種に向けた転職のサポートを受けられる
  • カウンセリングの内容を基に、希望の働き方に合った企業を複数紹介してもらえる。
  • 応募する企業に合わせた、履歴書、職務経歴書作成のサポートを受けられる
  • 応募する企業に適した面接対策を学べる

これらの徹底した施策によって、97%という高い就職成功率を達成しているのです。

注意点としては、紹介を受けられる企業は全て関東圏内であること。

地方の企業への転職の斡旋は難しいため、関東圏での就職や、地方から上京して就職することを希望している方におすすめです。

CODE×CODEで学んだことや、取得した資格を活かしたサポートを受けられるので、転職には非常に有効です。転職やスキルについて無料で相談できるオリエンテーションを用意していますので、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

クラウドエンジニアは、未経験からでも転職できます

企業のインフラシステムの構築・運用を担うクラウドエンジニアの需要は、非常に高まっています。

各企業は2022年、コロナ対策の投資を一通り終えて、アフターコロナを見据えたIT投資に切り替わりつつあります。

IDC Japanの調査によると、2022年度のIT投資が増えると回答している企業は、前年に比べて約5ポイント増加して33.8%。また、昨年に比べてIT支出を重点的に拡大する分野に下記を挙げている企業も、増加しています。

  • クラウドサービスへの移行
  • セキュリティ対策
  • サーバー仮想化
引用元:https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ49004922

このようなニーズに応えるために、クラウドエンジニアの需要も高まっているのです。

クラウドエンジニアは、未経験からでも転職は可能な職種です。ただし、一定以上のスキルを身につけてからの方が、転職に成功する可能性もはるかに高まります。

この記事を参考に、資格やスクールを上手く活用して、クラウドエンジニアへの転職を成功させてください。

この記事の著者